ニューヨークとは、アメリカとは、そして日本とは。 マーケティングに関する話や人々の日常生活の中で思ったこと、考えたこと、驚いたことなどを書き留めていきます。
July 22, 2009
タイムズスクエア
夏らしく暑い日が続いています。6月は雨と寒さに悩まされていた反動か、毎日とても気持ちよく感じています。
写真は有名なタイムズスクエアの風景です。ここは観光客が集まる場所で、いつも混雑しているために、なるべく近寄らないようにしているのですが、この日はたまたま仕事の用事があり、出かけた次第です。
夏の陽気に誘われるように、多くの観光客が歩いていました。その中で僕が驚いたのは、歩行者天国の風景でした。市長の政策の一つに、「マンハッタンの交通量を減らす」というのがあり、その一つの試みがこの歩行者天国なのです。タクシーやデリバリの運転手からは苦情が多く出ていたようですが、実際この風景を前にしたら、これはこれでいいものだな。と思いました。
観光では歩くことが中心になって、かなり足が疲れるだろうし、こうして道にたくさんの椅子があればゆっくり休めるし、都市のど真ん中に緑はないものの、少し休めるオアシス的な空間というのは面白いな。と思った次第です。広告の観点からしても、屋外広告の価値としての「アイボール」も確実に稼げるわけなので、間接的にも意味があることなのでしょう。
今は夏なので、余計にそう思ったのですが、果たして寒い冬はどう感じるのか。それはそれで興味深いです。
July 16, 2009
言葉だけのエコロジー
すっかりニューヨークの夏らしくなってきました。今日は湿度もあがり、余計に感じさせられます。写真の車は朝の通勤途中に見つけました。何らかの工事をしているようで、少々立ち止まってみていたのですが、いったい何をしているのか、したいのか、さっぱりわからなかったので、写真を撮っておきました。とにかく大きな特殊トラックが、水を吹き散らかしていたのです。
よく見ると巨大タンクには「National Water Main Cleaning Co. - Pipe Maintenance Contractors」とあります。なるほど。きっと、道の下に埋まっているパイプをきれいにしているのか。と好意的に思ったのは、この写真を後でじっくりみてからです。
タンクにはさらに、「Specializing in Today's Needs For Environment Protection」とも書いてあります。僕が見る限り、きれいな水を道にただひたすら撒き散らしているように見えたのですが、この言葉を信じれば、きっと環境によいことをしているのでしょうね。とはいえ、多分水を吸い出したり吐き出したりするために、ポンプを動かしていると思うのですが、この騒音と排気ガスがすごいのです。これでは、どこがEnvironment Protectionなのか。。。また言葉だけのアピールものか。と、すっかり慣れてしまった感覚です。オバマ新政権では環境問題を真剣に考えています。この思いが末端まで伝わるのに、どのくらいの期間がかかるのでしょうか。
July 09, 2009
身近なお菓子
独立記念日の花火も終わり、いよいよ夏本番となってきました。最近のニューヨークはようやく晴れの日が増えてきたのですが、気温は少し低めです。過ごしやすくとても気持ちいいと言えるでしょう。
さて、写真のトラックはニューヨークではそこそこ馴染みの深いポテトチップ会社のものです。商品の配送中だと思うのですが、四角いトラック全面に、少々レトロぽいロゴが、絶妙なカラーリングの中に配置されてました。四角トラックの形といい、このロゴやカラーリングといいミニチュアカーが出ていたらすぐ買いたくなるような代物です。
さて、このutzというポテトチップ。フリトレーなどの大手と比べれは弱小かもしれません。でも、ニューヨークでは地道に支援されていると思ってます。そういえば、ヤンキースタジアムにも大きな看板が出ていたことを思い出し、新球場でも見かけるのか気になった次第です。会社は近所のペンシルバニア州にあり、家族経営の企業らしく、ニューヨークを中心に販路をひろげているとのことです。
米国にてカジュアルなランチをとったことがある人ならわかると思いますが、こちらでは食事のアイテムの一つにポテトチップが普通に入っていることがよくあります。とくにランチの場合、サンドイッチやラップに必ずといっていいほど、チップがついてきます。そして、皆これをよく食べます。すっかり僕もその一人になってしまい、なるべく食べないようにしているものの、時折無性に食べたくなるのです。最近、カルビーとペプシコが提携したというニュースを聞きました。「かっぱえびせん」がランチに登場する日が楽しみです。
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