November 30, 2011

Catalunya

感謝祭の休暇を利用して、またまたスペインはCatalunya地方に行って来ました。バルセロナを起点に車で、Catalunyaの小都市を回ったり、オレンジ収穫の真最中のバレンシアにも顔を出してきました。

Catalunyaの高い民族意識とそれを支える重厚な歴史を目の当たりにした日々は、200年程度の国にいる僕にとっては別格の思いがありました。天気に恵まれ、ドライブも快適。訪れた先々で、想像すらしていなかった壮大な自然と、歴史的な建造物に遭遇したのも驚きです。

自然の素晴しさに加え、食の方も期待以上と言えたでしょう。Cava地域のワインとともに、肉も魚介類も見事に調理された料理をすっかり堪能しました。と、すっかりCatalunyaの魅力に引き込まれ、今もその余韻を楽しみつつ、日常に埋没されるのもよしとしましょう。

November 22, 2011

いよいよ年の瀬

出張などで忙しくしていました。ニューヨークに戻ってくると、すっかり年末モードに切り替わっていたのに驚き、またその時期にしては暖かだな。という驚きもあります。テレビコマーシャルもホリデーシーズンものに切り替わり、街も一気に年末です。

写真はその雰囲気を盛り上げる一つでもある、鈴の音です。Salvation Army、日本語では「救世軍」の寄付依頼シーンがマンハッタンの街のいたるところに見られます。この装いと鈴の音が、車の騒音や早足の歩行者らと融合するのがマンハッタンの年の瀬と言えるでしょう。

今週は「感謝祭」の祝日、それが終われば「バーゲンセール」、その間に会社や仲間達のパーティー、そしてクリスマス。と、まさに駆け足の年の瀬が今週から始まるわけですね。まだ50日程度残っている 2011年ですが、一足先に今年の反省などはじめてみたくなる日々です。

November 13, 2011

鳥の声

気温が低くなるのと同時に、街路樹の葉の色が黄色く変わり、落ち葉になる時期になりました。もう11月中盤ですから、当然なわけです。

静かな週末にいつも恒例のコースを歩きながら、この写真を撮りました。場所はWashington Square Park近所の Greenwich Villageのど真ん中です。毎週末ここを歩きながら、いろいろな鳥の鳴き声がするな。と思っていたところ、この鳥小屋らしきモノを見つけたのです。

複数種の鳥のさえずりが聞こえるというのは、公園の近くだからかな。と勝手に思っていたのですが、どうやらこの簡易鳥小屋に鳥達が集まっているというのがわかりました。なるほど。と、こうして普段から疑問に思っていることが、「するっ」と納得できると何か得した気分になり、また次の疑問を探したくなるものです。好奇心はいつまでも持ちたいものですね。

November 03, 2011

サウナトーク - 2

Georgia州出身のプール仲間がいます。速いスピード、当然フォームも自然できれいだな。と思っていたのである時聞いてみたら、昔水球をしていたとのこと。彼は、Atlantaで生まれ育ち、子供の頃から泳ぎが好きで、高校時代にはスイミングチームと水球チームにて活躍したようです。怪我が理由で、水球からは遠ざかったのですが、泳ぎは続けている。といったことを、フォームの話などを交えプールで話す程度の仲でした。

そして、その彼とサウナにて偶然2人になりました。「学生だよね?」と聞くと「Yes」とのこと。で、「専攻は?」との問いに「作曲」とさらりと答えたことに、まずは驚きました。僕の固い頭の中では、「水球」と「作曲」は共存しないモノだったからです。水球はかなり激しい「水中の格闘技」。そして作曲とは、繊細な「Artistic」な分野と決め付けている、かなり固めのステレオタイプでした。サウナの暑さも手伝ってか、彼と話しているうちに、なるほど、こうしたセットもあるものなんだ。と、その硬さが自然に解けてきました。

そして、「今大学院にapplyしている」と言うので、「どこに行きたいの」と聞くと、「Yale」と一言。彼曰く「今の学校も決して悪くはないけど、奨学金が出たから、Yaleを断って入った。大学院は本来自分が行きたかった学校に行きたいから、トライしている」と軽く言いました。素晴らしい。自分の大学時代に、果たしてこのような発想ができていたのか?ジムで体を鍛えつつ、自分の将来に、自分の力でチャレンジしている彼の姿を見て、この国はやはりまだまだ成長する余地がありそうだな。と思いました。