ニューヨークとは、アメリカとは、そして日本とは。 マーケティングに関する話や人々の日常生活の中で思ったこと、考えたこと、驚いたことなどを書き留めていきます。
April 17, 2007
マイナーリーグ ベースボール
雨で大荒れのニューヨークから、またまた西海岸のシリコンバレーに来ています。仕事の合間を見つけて、今日は写真の球場で San Jose Giants対Modesto Nutsの試合を見ました。両方とも聞いたことがないチームなのは当然で、日本流に言えばプロの3軍あたりの組織に位置するチームなのです。
西海岸への出張が決まると同時にSJ Giantsの予定を調べ、今日の日を楽しみにしていました。3軍の試合がそんなに楽しみだった理由は、その球団で日本人の友人が働いているからです。仕事仲間のMさんを通じて知り合いになった、20代の若者S 君の球団職員としての働きぶりを一目見たいと思っていたのです。
球場に着き、Walkie Talkie(トランシーバー)を片手に現地のスタッフと一緒に試合前の球場を走り回って、立派に活躍しているS君の姿を見てとても嬉しく思いました。契約金含め総額百何十億円プラス ベビーシッター費用や通訳費用など生活上の経費まで球団が支払うという、日本人大リーガーが出現している一方、地方都市のマイナーリーグの球団職員として毎日泥まみれ・汗まみれになって働く日本人。共にアメリカの野球を舞台とした職業人のストーリーですが、庶民の僕にとっては後者のS君の活躍の方ががより眩しく美しく思います。
そして、写真の星条旗が半旗になっているのがわかりますか?バージニア州で悲しい事件があった翌日、現場から4000km以上も離れているマイナーリーグの試合開始時にも黙祷を全員が捧げることにしていました。ニューヨークに住みヤンキースを応援し続けている僕も、バージニア州の事件と共に、先日急逝した野球を愛し続けたスポーツ新聞デスクの宮川達也君への想いもそっと捧げました。
Subscribe to:
Post Comments (Atom)
1 comment:
おつかれさまです。
またきてください!!
Post a Comment