ニューヨークとは、アメリカとは、そして日本とは。 マーケティングに関する話や人々の日常生活の中で思ったこと、考えたこと、驚いたことなどを書き留めていきます。
December 01, 2009
変化の早い業界
2009年もいよいよ12月になりました。感謝祭からの米国の盛り上がりは、過去何度もこのブログで取り上げていますが、今年も変わらず賑やかになってきました。Black Fridayという言葉は、感謝祭の祝日直後の金曜日を意味し、早朝から大勢の買い物客であふれることで、小売業が黒字になる。と言う意味でBlackなのです。ところが、最近Cyber Mondayなどという言葉がでてきまいsた。これは、金曜の混雑を避け、アマゾンなどのEコマースサイトにて連休後に買い物をするという点で使われ始めました。
12月になって、僕の日々の暮らしが大きく変わったわけではないのですが、やはり忙しく感じるのは周りの雰囲気からでしょうか。この写真は地下鉄の駅の一コマなのですが、ふと目に留まったのがこの控えめな広告です。普段は「ちょっと狙った」広告が得意なABSOLUTですが、これはかなり地味です。目に留まったポイントは、派手さや地味さではなくURLの表記です。
数年前(今でも)は、企業やブランドのURLを広告表現に含むことは一般的に行われていました。が、今回の場合は facebook.com/absolutなんですね。3億人のユーザーを抱え、米国だけでも8500万人という巨大なコミュニケーションプラットフォームとなったFacebookは、今の米国デジタル広告業界では無視できない存在になってます。まさにその背景をさっそく取り入れているこの状況に、やはり変化は早いし、それについて行く事がこの業界では最低限必要なことだということを改めて感じた次第です。
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