January 27, 2010

新型インフルエンザ


昨年世界中で話題となり、その後急速に静かになったコトやモノの中で、新型インフルエンザはかなり上位にランクされるのではないでしょうか。このブログでもポストしましたが、ニューヨークから成田への便で、到着後機内の中に待機させられ体調をチェックされた経験がありました。

あの騒ぎはいったい何だったのだろうか?と思わせるぐらいに、最近では話題にすら出てくることがなくなりました。しかし、米国での資料を紐解くと今でも死者はでており、合計で300名以上亡くなっている事実もあります。

ジムでよく会う友人が、1月の初旬にH1N1の予防接種を受けたけども、どうもその後体調が優れない。と言ってました。彼曰く、同様の状況が友人、家族でも起こっているとのことです。予防接種が原因なのか、それともただの風邪なのかは不明だけども、ワクチンを疑いたくなる気持ちもわかります。そんな話をしたジムの帰りに、ドラッグストアの入り口でみたのがこのポスターでした。どうやらドラッグストアでもワクチンが流通できるほど、生産が追いついたということなのでしょう。

インフルエンザのワクチン接種。米国ではFlu Shotと呼ばれ、いたるところで可能です。効く効かないは、様々な意見がありますが普通のFlu Shotは今シーズンも接種しました。そもそも注射は苦手ですから、H1N1に関してはきっと受けないでしょう。

January 19, 2010

翻訳の今昔


年明けのニューヨークは比較的暖かかもしれません。時差ぼけと程よくつき合いながら、ようやくペースが戻ってきたような気がします。

今日、SOHOを歩いていたところ、写真のブティックを見かけました。いつからできたのかは不明ですが、Broadway沿いの賑やかな場所にある店です。目を引いたのが、日本語のサブタイトル「極度乾燥(しなさい)」です。日本語としてはかなりおかしいし、しかも「しなさい」が括弧になっているのもちぐはぐ。でも、「記号」としてはなかなか悪くないなと思いました。

中を覗いたところ、カジュアルで多彩な色使いな洋服が多く、それはそれで面白かったです。Tシャツのプリントでも意味不明な漢字の使い方、そもそもこういう文字があったのか?と思うような漢字もどきがあったり。と、かなりファンキーなショップでした。Webで調べたら、英国生まれ。UKの新しいモノを生み出す力は、ここでも生き残っていました。

米国に来てかなり経ちましたが、様々な場所でヘンな日本語を見てきました。遡れば、アンカレッジ空港の免税店のカタカナ交じりのヘンな日本語から始まり、韓国料理屋などで見かける謎の日本語メニューでした。でも、これらは印刷の写植技術やフォント類が充実してから、ほとんど見かけなくなったのです。ところが最近、こうした怪しい翻訳がまたまた復活しているような気がしています。Googleをはじめとする「機械翻訳」がかなり充実してきたからなのでしょう。5年前は全くあてにならなかった機械翻訳が、当時と比べるとかなりの精度に改良され、実際に利用されはじめているのでしょう。イノベーションはめまぐるしいですね。そんな中、この手の「ちょっとはずした翻訳」が、普通に違った形で利用されるような時代が来たのかもしれません。

January 12, 2010

2010年


すっかり遅くなりましたが、新年おめでとうございます。09/10年の年末年始は、比較的ゆったりと日本にいることができました。正月は毎年恒例の神社参りで、お祭りでもお世話になる実家の八幡宮に出かけてきました。

日本では政権交代、長引く不況、日本航空問題等々と政治経済においては明るい話を見出すことが少々難しいような状況でした。一方、正月恒例の箱根駅伝、大学ラグビー、高校サッカー選手権などの若者スポーツでは将来が期待される若者達の全力の姿を気持ちよく見ることができました。こうした活力が、政治経済の分野にも還流されることを願いたいものです。

今年1年、またいろいろなことが起こりそうです。そんな中、最も大切なのはやはり健康かもしれません。健康体あっての毎日ですので、まずは健康に、そして笑顔を忘れないような1年にしたく思ってます。