December 13, 2010

水の話


12月もすっかり中盤です。ニューヨークは最近めっきり寒くなりましたが、まだまだ耐えられる寒さなので余裕はあります。写真は、今日街角で見かけた水道管問題です。こうして水が止まらなくなって、池ができてしまう状況を、ここニューヨークではよく見かけます。

以前にも水の話をしたことがありますが、今日この光景を見て、少し胸が痛んだので写真を撮ってブログに取り上げました。というのも、週末に友人宅でパーティーがあり、そこに来ていたアラスカ州出身でシドニーにて長期生活していた友人の言葉を思い出したからです。以前、オーストラリアは水問題が深刻だと聞いていたので、その質問をしたら、「その通り!」と答えがあったのです。

例えばシドニーでは水道を出しっぱなしにしておくと、「ちゃんと止めよう」と誰もが普通に注意するとのことです。この話は欧州でも聞いたし、日本でも子供の頃良く言われたことを思い出しました。彼も言っていたのですが、米国ではいろいろなモノが豊かなので、当然のように無駄に使ってしまうのだけども、シドニーでは違った。ということです。そんな話をしたばかりだったので、このように水が無尽蔵に流れているシーンを見ると、どうしても胸が痛くなってしまいます。事故なので仕方のないことですが、止めるために、もう少し真剣に働いて欲しいなと思ったわけです。

2 comments:

Kazuma said...

バルセロナも、ロックフェラーセンターのツリーも、NYの水道事故も、出来事を国際色豊かに多様な価値観で見れる環境はとてもうらやましいです。日本にいると画一的すぎて広がりがなくて閉塞した感じです。
 ところで、今、テレビ朝日の電子書籍特集で「NY地下鉄ではiPadに限らず電子書籍を操るヒトに頻繁に遭遇する」といってましたが、そう思いますか?
 東京も寒いですがご自愛下さい。

nmura said...

こんにちは。テレビ朝日のコメントは、間違っていませんよ。ここ数年で、「Kindleの利用者はかなり増えた」と、地下鉄に乗るたびに思います。iPadは比較的少ないですね。多分、地下鉄でお財布を開かないのと同じ感覚で、iPadをひけらかすのは安全上よくないと思うからでしょうかね。少なくとも僕はそう思ってます。Kindleまでなら大丈夫なのでしょう。。。