ニューヨークとは、アメリカとは、そして日本とは。 マーケティングに関する話や人々の日常生活の中で思ったこと、考えたこと、驚いたことなどを書き留めていきます。
April 16, 2009
何故、アメリカは。。。?
長い冬がようやく抜けそうな気配でしたが、まだまだ寒いニューヨーク。今年は例年になく寒さが長引いてます。写真右上には、マンハッタンによくみかける、桜に似た花が満開になってます。が、この日も寒かったです。
さて、時折テーマにでてくる、このバーに今日も立ち寄ってみました。欧州サッカーのチャンピオンズリーグの試合があったからです。試合開始前に、士気が高ぶる多くのファンがたむろしていると思いきや、予想以上に閑散としている(中は超満員+熱気でしたが)ことに加え、インタビュアーがおりました。このお店は、サッカー好きが集まるという意味で、時折各種メディアから取材対象になっているので、別に驚くこともなく写真をとって通り過ぎようとしたところ、捕まってしまいました。
ESPNというスポーツに特化したケーブル放送局の取材で、マイクを向けられた僕に最初に投げかけられた質問が、「ここにはよく来るのですか?」でした。「はい来ます。好きなチームの応援にほぼ毎週末」と優等生のような答えで対応。その後、2,3の質問があり、「何故アメリカではサッカーの人気がないのでしょうか?」という、ちょっと核心をつくような質問が来ました。一呼吸置いた後、「アメリカという国は、自分の国が1番になれないことを、意識的に好まない傾向にあるような気がする。特にスポーツでは顕著だと思う」と、普段思っていたことを答えました。僕はこの言い分が正しいのか自分でもわからないし、多分誰もジャッジできないと思うけど、根底には必ずあるはずだ。といつも思ってます。
多分、予想外の答えだったのか、それとも「このアジア人は何を言っているのだろうか?」と思ったのか、ちょっと空白があったあと、普通に「Thanks! Enjoy the game!」と言われ、インタビューは終了。中に入り、スペイン語に囲まれつつスペインのチームをばっちり応援してきました。これも、このバー。そして、ニューヨークの醍醐味でしょう。
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