ニューヨークとは、アメリカとは、そして日本とは。 マーケティングに関する話や人々の日常生活の中で思ったこと、考えたこと、驚いたことなどを書き留めていきます。
August 04, 2009
新球場
8月に入りました。夏もすっかり後半となってしまいました。日本も雨が多いようですが、こちらも雨、とくに雷雨の多い夏です。
さて、今年はニューヨークの両球団が、それぞれ新球場を利用し始めた年です。新ヤンキースタジアムとメッツはCiti Fieldという名称にてオープンし、両方の球場を覗いてみました。写真は昨晩遊びに行ったメッツのCiti Fieldの風景です。
両新球場を訪れてみた結果、それぞれ好対照なコンセプトであることがわかりました。ヤンキースタジアムは、「伝統」のある旧ヤンキースタジアムの設計デザインを維持し、忠実に再現してます。一方Citi Fieldに関しては、近代的スタジアム建築のメリットを十分に反映した形です。
好みは人によって異なると思いますが、ヤンキースファンの僕にとっては、ヤンキースタジアムは少々がっかり。一方Citi Fieldは「上出来」と思ってます。ヤンキースタジアムに関しては、座席からの眺めは慣れ親しんだ旧球場とほぼ同じで、全く違和感がなくそれはそれでOKです。ただ、球場の外部やコンセッションのエリアでは、突貫工事のせいなのか、白作りのチープ感がとても感じられました。Citi Fieldに関しては、コンセッションエリアのスペースのとり方や店の充実度など、ファンのエクスペリエンスを第一に設計してます。過去訪れた近代的なスタジアム(ピッツバーグ、サンフランシスコ、フィラデルフィア等々)の流れをすっかりまっとうしてました。
と、球場比較をしてみたのですが、実際の試合に関してはやはりヤンキースです。何せ、メッツの選手はほとんど知らず、昨晩も試合の内容よりもスタジアムの内容ばかり気になって散歩が中心でした。でも、スタジアムに入った瞬間の眩しさは、子供の頃生まれて初めて静岡草薙球場に連れて行かれたモノと同じです。
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