ニューヨークとは、アメリカとは、そして日本とは。 マーケティングに関する話や人々の日常生活の中で思ったこと、考えたこと、驚いたことなどを書き留めていきます。
August 31, 2009
容姿は重要?
いよいよ8月も終わりで、本格的な秋に向かってまっしぐらとなってきました。日本では政権が大きく変わり、期待と不安の両方が混じった状況なのでしょうか?
さて、今日はちょっと興味深かったテレビ番組の話をします。人気がなかったのか、すでに終わってしまったのですが、この「Dating in the Dark」というリアリティショーはいろいろと考えさせられました。内容はいたってシンプル。男女3名ずつの合計6名が、それぞれデートにて相手を絞っていき、最後にお互いOKかどうかのプロセスを楽しむものです。興味深い点が、デートは何も見えない「真っ暗な部屋」で行われ、会話と感触だけを頼りにグループデートから特定の個人に絞込み、最終的にお互いが全身像を見た上で、OKかどうかをそれぞれ決めるという点です。
リアリティショーなので、どこまでが本当なのかは若干不明ですが、会話の内容、テンポ、声の質に加え、匂いや体型など視覚以外の感覚にて吸収できる要素をひたすら探り、自分にとって相性がいいかどうかを判断し、カップルが生まれます。そして、最後の最後にそのカップル間だけでお互いの容姿を確認する。つまり「視覚」が最後の判断基準となるわけです。なので、容姿を見るまでは「話の内容も相性がいいし、声もセクシーだし、キスも上手だし(キスぐらいは暗闇の中でしてました)。。。」と相手にぞっこんだったのが、容姿をみた後、「やっぱり恋愛相手としては無理」と判断することもあったりします。
と、ある意味下衆な趣味といえばそれまでですが、結構人間の心理、特に恋愛や友情などのかなり個人的なリレーションにとってビジュアルの持つ意味は何だ!という深い次元をついたリアリティショーとして楽しむことができました。容姿をあきらめている僕にとっては、なおさら興味深かったのかもしれませんね。すでに終わってしまいましたが、次なるクールに続いてくれればな。と思ってます。
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