May 12, 2010

リサイクル


すっかり間が空いてしまいました。先週は日本に出かけていて、とても天気の良い中忙しく過ごしてきました。高速道路の渋滞にはいささか驚かされましたが。。。

ニューヨークに戻ってびっくり。とても寒いのです。東京の陽気が嘘のようで、マンハッタンの友人達も「寒い寒い」と話しております。やはり今年はヘンな天気ですね。久々のブログの話題としては、このリサイクルマシンが目に付いたので、取り上げてみようと思います。リサイクルネタは過去何回か書いてみたのですが、最近発見したこのマシンには笑わせてもらいました。

ニューヨーク州では、アルミの缶やガラスのビンを店に持って行くと、5セントもらえます。この仕組みは、僕が子供の頃経験した、ジュースの空ビンを店に持っていくと10円もらえるのと全く同じです。この仕組みは、ニューヨークではホームレスの生活費稼ぎにもなっていて、その分野でのエコシステムができているコトは以前取り上げました。

今回は、このエコシステムを少々ハイテク化して、このマシンが登場していました。笑えるのは、とても大きな箱であること。2つあるうち一つは故障して動かないこと。そして、何よりも僕にとって笑えたのは、全体の雰囲気が子供の頃に経験した「地元の農業高校の文化祭の展示」のように思えてならないことでした。同じようなサイズの箱の中に高校生が入っていて、10円を入れると中でみかんジュースを作ってくれる面白い箱でした。もちろんこれはハイテク搭載で中に人間は入っていないのですが、場違いな雰囲気が数十年前の記憶を蘇らせてくれたわけです。

とまぁ、そんなコトを思い出しながら、雨のマンハッタンを歩いていました。

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