ニューヨークとは、アメリカとは、そして日本とは。 マーケティングに関する話や人々の日常生活の中で思ったこと、考えたこと、驚いたことなどを書き留めていきます。
June 22, 2010
運命はいかに
暑い日が続いているニューヨークです。ワールドカップも予選リーグが大詰めを迎えて、より暑さを感じさせてくれます。
先日仕事で久々にタイムズスクェア近辺を訪れる機会がありました。以前にもお話ししましたが、一歩外に出ると大きな電飾ビルボードにひたすら圧倒される場所です。写真は、地下鉄を乗り換える必要があって、ホームを歩いていた時のものです。
この2人のおじさんは、駅の構内の看板の最終調整をしてました。看板の内容は映画チャンネルHBOのドラマ、TRUE BLOODの紹介です。この時期になると、メディアが一斉に新番組を告知し、新しいエピソードを始めます。それ故、屋外広告のスペースには番組コンテンツが数多く並ぶわけです。
あまりドラマを見ない僕が、このワールドカップの時期になれば余計にドラマなど見ている暇がなくなるのですが、この看板は少々興味がわきました。写真では見難いのですが、クリエィティブの左上方に小さなモニターが埋め込まれているのです。そして、この2人のおじさんが下部のケースの中にある配線らしきものを調整しているのですね。多分、ドラマのトレイラーなどを流すのでしょう。
またか。と思いつつ、このようなハイテク広告が全く動いていないことに慣れている僕やニューヨーカーにとってみれば、また何か仕組んでいる。でも、きっと動かないだろう。と思っているに違いないでしょう。というか、ほとんど気にしない。というのが結論かもしれません。と、考えると、この枠を購入するのにもコストがかかっているのに、故障かつ、誰も気にしないという状況では意味がないってことですね。と、ふと冷静に思いながら、一段落したらちゃんと動いてない状況を確認しに行こう。とひねくれながら思ったりしました。これも暑さのせいでしょうか。
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