ニューヨークとは、アメリカとは、そして日本とは。 マーケティングに関する話や人々の日常生活の中で思ったこと、考えたこと、驚いたことなどを書き留めていきます。
July 24, 2010
ターゲットはアツい
相変わらず暑い夏が続いています。外が暑いと、もっと暑くなって不快指数が、最高にたかまるのが地下鉄です。僕の日々の足でもあるので、毎日何回か乗るのですが、この時期の地下鉄はつらすぎます。暑さ、湿気、騒音、そして今日は何かが焦げていたのか、煙までホームに充満してました。でも、人事のように何も気にしてない様子は、さすがニューヨークです。
さて、その不快感抜群のホームで電車を待っていたら、入ってきたのがこの車両。思わず写真をとったわけです。過去のブログでも取り上げたのですが、ニューヨークの地下鉄の中に、俗称「シャトル」と呼ばれる線があり、これはタイムズスクエアとグランドセントラル駅を結ぶ3両編成程度の短い路線です。乗降客も多く、短いせいか、この車両に関しては、過去何回もラップ車両を見かけてきました。
しかし、今日のモノは通常の10両編成のラップ車両なのです。これは僕にとっても初体験。しかも、広告主は数週間前に取り上げた、タイムズスクェアの屋外ビルボードを占拠したターゲットではないですか。この会社は、とにかくマーケティング戦略が突出しており、ここでも「なるほど」と、思わされたわけです。25日にマンハッタン島で最初のターゲットストアがハーレムにオープンするわけで、そのための告知なんですね。しかも、こうしたアートワークに囲まれる車両は、一瞬暑さや不快さを忘れさせてくれる効果があったような気がします。
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