November 30, 2010

Txakoli y Pintxo


感謝祭の連休を利用して、スペインに行ってきました。バルセロナにてEl Clasicoを観戦!と言いたいのですが、今回は北部はバスク地方を車で回り、RiojaワインとPintxoなどのバスク料理を楽しむことに徹底しました。

米国以外の土地で最も多く訪れているのがこのスペインなのですが、今回のバスク地方では新しいスペインを発見しました。土地が豊かで、風光明媚な景色にとても恵まれていることがわかったのです。海岸線と幾重にも連なる丘陵の間をひたすら走ることで、その自然の豊かさを感じてきました。もちろん食事やワインも格別です。一言でいうと、とても充実した旅行だった。ということですね。

写真はバスクの海岸都市、San Sebastianでふらり立ち寄ったBarです。ガイドブックにあるように、街のいたるところにこうしたBarがあり、ワインやPintxoなどが気軽に楽しめます。Pintxoは写真のような食べ物で、パンの上にいろいろな具が乗ってます。まさに寿司です。そして、タイトルにある Txakoliとは今回初めて知った、バスク地方特有のスパークリングワインです。ドライなTxakoliは食前酒として重宝がられているようで、このPintxoとばっちり合います。そして、Riojaの赤ワインへとつなげる、ご当地ワインリレーを滞在期間ひたすら堪能してきました。

と、食べ物の話ばかりで恐縮ですが。それほど、僕にとってのバスク地方は新鮮だったということですね。もちろんバルセロナが最も好きな場所ですが、他にもこんな魅力な場所があったのかと、ますますスペインに吸い込まれていきそうな気がしています。ニューヨークに戻ってきて、早速El ClasicoをTivo観戦。5対0の圧勝に再び感激し、すっかりとスペイン一色になってしまいました。

November 22, 2010

初雪?


今週後半は感謝祭の連休ということで、心なしか街はすいているような気がします。オフィスでも全体的にスローな週です。マンハッタンのThanksgivingは恒例のMacy'sパレードがあります。この時期は、普段はかなり冷え込むことが多いのですが、ここ数日のニューヨークは比較的暖かです。

今日はランチミーティングのために23丁目のMadison Square Park界隈に出かけてきました。思った以上の陽気となり、上着を抱えて薄着で歩いていたところに、雪景色を発見しました。映画やドラマ撮影が頻繁なマンハッタンでは、小規模な撮影はあまり気にならないのですが、今回の大掛かりなShootingは久々に楽しめました。

本物の雪を一時的に散りばめている場所とFakeの雪を使っている場所が広範囲にわたってありました。すでに撮影は終わったようで、かたづけ中でしたが、感謝祭をニューヨークで楽しもうとしている観光客も多々見られ、ちょっと早めの雪景色を皆楽しんでいました。もちろん僕も楽しんだ一人ですが、Fakeの雪はスポンジのような発砲スチロールのような素材で、とてもうまくできていたのが印象的です。さすが、映画大国。この辺の演出には慣れているな。と思いました。ただ、やはり暖かいコトはよいことで、雪景色で寒さ一色になるのは少々辛いな。と、これから始まる長い冬を思うと、ちょっと重くなったりもしました。

November 15, 2010

再び三輪車登場


不思議なもので、前回ミゼットのような三輪車を取り上げた矢先に、今日は異なった三輪車を発見しました。これは地下鉄の構内での写真ですが、ニューヨーク市警がこの始めて見る三輪車を楽しそうに乗っていたのです。

動き方はSegwayにとても近く、運転している姿勢も直立不動型なことが、よりSegwayを思い出させるのかもしれません。ただし、Segwayよりも一回り大きく、かつオートバイのようなハンドルやミラーがあったりして、丁度オートバイとSegwayの中間なのかなぁ。と思ったりしました。全体のデザインも気に入ったのですが、青白く光っているライトが特に気に入りました。

どこのメーカーなのか聞いてみたら、予想通りこの警官達は知らなかったので、自分でちょっと調べてみたらわかりました。T3 Motionというシリコンバレー拠点の会社が開発、製造、販売しています。この会社、知らなかったのですが、なかなか面白そうな電気乗り物を造っているようですね。世の中にとって「良いこと」をしている感覚と、今までにないモノを「生み出している」充実感が、きっとこの会社の従業員にはあるのだろうな?とうらやましく思いました。

November 12, 2010

Wimaxとミゼット


陽気に誘われ、今日発表された新型VerizonのSmartPhoneを見ようと、散歩していました。そこで、写真のキャンペーンに遭遇したのです。白い三輪車。昔懐かしダイハツミゼットの現代版のような車でした。米国でこの手の車を見るのは珍しいので、キャンペーンそのものよりも、どうしても車に注意がいってしまいました。

とはいえ、このClearとは何者なのか?と見ると、一目瞭然Wimaxのサービスなのです。Wimaxの細かな説明をすると長くなるので、簡単に言うと、Wifiと同じような無線インターネット接続で、Wifiよりも高速かつ広範囲に利用可能な次世代ワイアレスです。僕の中では、Wimaxは一部自治体のテスト利用や、企業内でのテスト利用等々のレベルとして理解していたのですが、こうしてClearというわかりやすいブランドと共に商用利用していたことを、今日ミゼットを見るまで知らなかったのです。

早速ブローシャーをもらって、サービスラインアップを確認してみたのですが、$45, $60, $80という3段階の価格設定を行い、高速接続を提供しています。こうした最新技術の商用利用に関してはかなり懐疑的な僕なので、利用には全く興味がないのですが、カバーされる地域が思った以上に多かったのには驚きました。いずれはWifiはなくなり、Wimax網が充実してくるとは思います。まぁ、そういう話ではありますが、今日のポイントとしては、以前このブログでも取り上げた「新と旧」の共存、コンk内の場合は「Wimaxとミゼット」にまたも遭遇したと思ってます。

November 07, 2010

気になるモノ、コト


11月になりました。今日はニューヨークシティマラソンの日でもあり、冬時間になる日でもあります。僕の中では、秋のないまま冬になってしまった感じがしています。10月は出張が多く、疲労も溜まっていたせいか、今日は好きなニューヨークマラソンの見学に出かけるわけでもなく、自宅で休養することにしました。

とにかく何も考えずにぼーっとしたかったのですが、そのような時にこそ、いろいろなコトが頭に浮かんできます。仕事のことはもちろん、何故か気になるモノやコトが次から次ぎへと頭に浮かび、ゆっくりするわけにもいかなかったです。おいしいレストラン、シックなジャケットや皮ジャンなどの洋服アイテム、友人の評価が高い中国のドキュメンタリー・フィルム、ピアノが上達する方法、もっと早く泳げる方法、シングルスピードのシンプルな自転車、水中に生息する謎の生き物、たまねぎの上手な切り方等々、気になるモノやコトが出ては消えていきます。

そういう時にはちょっと外に出てみよう。と思い、先週届いた望遠レンズのテストも兼ねて、ジムに行く途中に近所を散歩してみました。絞りとシャッタースピードの関係程度の基本的なことしか、カメラのことはわからないのですが、新しいレンズがどう機能するのか楽しみでした。この写真がそのレンズで写したものです。自分の知識ではレンズの良し悪しがわからないのですが、まぁ気に入ってます。そんな中、気になるモノとは、この自転車マークの信号です。以前のブログでも取り上げましたが、市長の方針でマンハッタンは車道が削られ、その分自転車レーンが増えています。この信号機も自転車レーン用なのですが、時に混乱します。そもそも、信号を設置するまで自転車ライダーがいるのか?という疑問もあります。

確かに、自転車ライダーは増えました。それ故、僕もシンプルなシングルスピードの自転車が欲しいのです。この夏は真剣に買うところまできたのですが、あきらめてその分旅行を楽しむことにしました。でも、まだあきらめれらず、クールな自転車を見たときと、この「とぼけた」自転車の信号を見ると、やっぱり欲しいなぁ。と思ってしまいます。気になるモノやコトは、これからも永遠と続くことでしょう。