ニューヨークとは、アメリカとは、そして日本とは。 マーケティングに関する話や人々の日常生活の中で思ったこと、考えたこと、驚いたことなどを書き留めていきます。
April 17, 2011
スポーツ
先週は西海岸と東海岸の2箇所の出張がありバテ気味でしたが、この週末には私の好きなFCBと Real Madridの大一番があったので、休む暇もありませんでした。結果は引き分け。勝てなかったのが残念でしたが、負けなくて良かったという思いもあります。今年はこの組み合わせは合計5試合あります。残りの3試合は直接タイトルもかかる試合なので、今から楽しみです。
さて、写真はFCBと異なるサッカーチームです。今日行われた、EPL Arsenal対Liverpoolの開始直前のArsenalチーム。日本の震災後、欧州のサッカーの試合の多くにこうした黙祷シーンを見ました。今回は、Arsenalの元オーナーで最近逝去した Danny Fiszman氏の追悼と、22年前の同じ時期に スタジアム内の混乱にてLiverpoolのファンが100名弱死亡した事件の追悼を同時に行ってました。
欧州サッカーでは、キックオフ前に黙祷をささげることはよくあります。なので、今回も目新しいわけではなかったのですが、気になった理由は左側のキャラクターです。彼(彼女?)も選手と共に黙祷している姿は、好感に加えて微笑ましさもありました。スポーツイベントにこうしたキャラクターを持ち込む事は、米国が最初でとても盛んです。ひねくれモノの僕は、スポーツの試合に、人が入ったキャラクターが一緒に応援するシーンはあまり好きではありません。米国型スポーツマーケティングを取り入れて始めたEPLが、キャラクターを使う事には余計に反対していたのです。が、こうして黙祷のシーンに並んでいるのを見て、ふと「まぁいいか」と納得できました。
日本の災害はまだまだ予断を許さない状況です。だからこそ、こうしてスポーツ、音楽、芸術など、人間そのものの「力」や「感性」にて表現されるモノやコトを通じて、人々の活力は蘇っていくのではないだろうか。と、週末じっくりと感じました。日本もスポーツシーズンが始まりました。少しずつでも、人々の活気が蘇るよう願っています。
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