ニューヨークとは、アメリカとは、そして日本とは。 マーケティングに関する話や人々の日常生活の中で思ったこと、考えたこと、驚いたことなどを書き留めていきます。
April 24, 2011
のどかな週末
春になりかけているニューヨークですが、雨が降ったり、風が強かったり、寒い日があったりしています。季節の変わり目はこんなものかと思うのですが、今シーズンの天気はかなり Extremeです。さて、この週末は予定もなく、しかも土日とも雨ということなので、サッカー観戦とジム以外は家でゆっくりしています。
自宅で過ごす週末をテーマとして、2つのプランを立てました。一つは写真のLego作り。もう一つは欧州のDVD鑑賞です。失敗したのは、2つ目のDVD鑑賞です。自宅にはTivoというDVRを普段から利用しています。TivoのDVR機能に加えて amazon.comと繋げたことで インターネット経由でのDVDダウンロードレンタルが可能となり重宝しています。週末はスペインかドイツの映画を見るつもりで、ダウンロードしたのですが今回に限り何故か失敗に終わりました。トラブルは今回が初めてで、これからRefundの手続きをするのが面倒です。
一方、満足したのは写真のLego。これは、Lego Technicシリーズの一つですが、その完成度の高さに驚きました。全部で500程度からなるパーツ、言葉がなく図解だけの説明書、パーツ一個一個の品質、そして何よりもよかったのが、オートバイが動くメカニズムが忠実に再現されている点でした。ピストンの動作がカムクランクに伝わり、その回転が最終的にタイヤの動力になる。「動くしくみ」がシンプルに説明されているからです。ここでも Legoの精神は引き継がれていました。
子供の頃、プラモデルと格闘しつつ、思った通りに作れない悔しさや、出来たときの達成感を再び思い出しました。今考えれば、「思った通りにできなくて中途半端に終わった悔しさや空しさ」、「この工程がこの先どういう意味を持つのか?」、「いかに人と違ったように Coolに改造や塗装ができるか?」等々、子供の頃熱中したプラモデル製作にはいろいろな教訓があったように思えます。校庭で日没まで仲間と遊んで覚える社会性と共に、成長していくには必要な要素だったのかな。と思いました。ビデオゲームがなかった時代に、校庭社会やプラモデル製作を通じて築かれた自我は、各国の人たちと接するこの環境でもかなり役立っていると実感しています。
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