November 17, 2006

地下鉄シリーズ (2)


ニューヨークの地下鉄シリーズ第二弾は、不快三大理由の2番目「うるさい」に関してです。ホームで待っている場合に最もうるさいのが「レールの軋み音 」です。金切り声のような大きな不快音が電車の往来の度に発生するとても迷惑な駅が多々あります。14丁目のユニオンスクエアの駅(写真)もその一つ。

この不快音の原因を素人なりに考えてみたのですが、電車が真っ直ぐな形でプラットフォームに停車しない場合。すなわちカーブしている状態でブレーキをかけて停車し、乗降を済ませた後再び発車する時に起こるのではないか?と推測してます。つまり「カーブ」がいけないのでしょう。それ故、電車に乗っている最中であっても、カーブにさしかかると必ずこの「ギィッ、キィ~~~~」という音がして、乗客の顔を引きつらせるのです。

そして、軋み音以外の「うるさい」は、下手なパフォーマーと物乞い達でしょう。ホーム、乗換え通路そして車内など、いたるところにパフォーマーがいます。その存在を否定するわけではないのですが、下手だと困るわけで、単なる騒音、雑音、迷惑音になります。さらに、最近ではポータブルプレイヤーのヘッドフォーンから漏れる「しゃりしゃり」音も気になります。周りの音が大きいため、自分のiPodの音量も上げないといけないわけですよね。そして、その音が漏れて新たな音公害を発生させるメカニズム。こうして、レールの軋み音、パフォーマーの音や声などの様々な音害が重なり合って多分「世界で一番うるさい」地下鉄ができあがるのでしょう。

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