ニューヨークとは、アメリカとは、そして日本とは。 マーケティングに関する話や人々の日常生活の中で思ったこと、考えたこと、驚いたことなどを書き留めていきます。
July 24, 2008
その後の iPhone 3G
iPhone 3Gの購入から約2週間がたちました。米国では賛否両論いろいろと言われていますが、3日間で世界中で100万台を売ったという実績は、この不景気のご時世、かなりのことだと思います。3Gの評価は、いろいろなサイトでまとめられていますが、今日は僕が個人的に抱いている感想を中心にまとめてみます。
不満な点からはじめてみます。
1.3Gの速度が遅くネットワークが不安定。
そもそも、「これが3Gの速度です」という基準を知っているわけではないのですが、体感的にはやはり遅いと感じてます。期待値が高すぎたのかもしれませんが、WebアクセスやメールのRetrieve含めがっかりしてます。さらに、3Gでカバーされているはずのニューヨークですが、時に一歩格下げのEDGEに自動的に切り替わったりすることも頻繁です。この問題は、全米中の人が体験しており、大きな問題として挙げられています。
2.バッテリーが短い
電話、メール、SMS以外の機能(YouTubeなどの動画視聴やGPSなど)はほとんど利用しないのですが、やはりバッテリーの持続時間は少なく感じます。出張などで、飛行機で移動しつつ、時折SMSやメールの返信や通話などをしているうちに、バッテリーがなくなる可能性が高いです。これはかなりいただけないです。Bluetoothなどのほとんど使わない機能をオフにしていても、抜本的な対策にはなりません。3G機能をオフにすると長持ちする。と言われてますが、それでは3Gの意味がないよな。とも思います。
3.Copy & Pasteができない
とても小さなことかもしれませんが、実はとても不便なのです。例えば、電話をかけようとして、Contactリストから選択した相手が米国外に居住している場合、国際電話の発信番号+国番号を最初に入力する必要があります。Copy&Pasteができないことで、こうした単純でも重要なアクションがとてもしにくいのです。メールもしかりで、これは初期型から言われていたことですが、改良されてなく残念です。
とまぁ、普通のレビューどおりの不満が、僕の中にもあるわけです。一方、いいこともあるわけでして、
1.日本語入力
今までは読めただけでしたが、今ではメール含め入力が可能になりました。これは僕のような立場にいる人にはとても便利なことです。
2.Apps
iTunesからダウンロードできる各種アプリケーションには、便利なユーティリティもあれば、息抜きのゲームもあります。とても簡単に購入&ダウンロードができます。
以上が僕にとっての評価です。どんなモノやコトでも、100%満足することはないわけで、このiPhoneもしかりです。不満点も多いのですが、Appsなどに見る「機能」の将来性、グローバル端末という観点からの「インフラ」としての将来性を考えると、とっても価値のあるデバイスがたった200ドルで買えるわけです。今では400ドルを超えるAppsも販売されているようで、iPhone自体の今後のいろいろな展開にはちょっと着目しておくべきだと思ってます。ちなみに、写真のApple Store SOHO店に昼でかけてみたところ、iPhoneは売り切れていました。
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