ニューヨークとは、アメリカとは、そして日本とは。 マーケティングに関する話や人々の日常生活の中で思ったこと、考えたこと、驚いたことなどを書き留めていきます。
August 14, 2010
ひまわり
日帰り予定のアトランタ出張が、帰りの飛行機がキャンセルになり、ホテルに一泊かつ翌日フル稼働というハプニングもあり、かなりバテ気味の週末です。高温多湿のアトランタから戻ると、ニューヨークは気温も下がり、心なしかすでに秋の気配がしています。中国語レッスンも先週で一段落したこの週末をリカバリー期間にしようと考えていた中、ドライでクールな絶好の天候になり一安心です。
今日土曜日はジムの帰りにUnion SquareのGreen Marketに久々に行きました。週に何日か、郊外の農場や漁場などから、それぞれのプロダクトを売りにくるマーケットです。程よい疲れと快適な天気の下、そこで写真のひまわりを発見しました。テント内に置かれているバケツにさされ、無造作に売られているひまわりでしたが、すっかり目をひかれました。自分でもその理由はよくわかりません。暑い夏に抵抗する花のエネルギーは確かに感じられ、周りをぶんぶん飛んでいる蜂達にも刺激されたのでしょう。
疲れている自分に対して、花そのものが発散している目に見えないエネルギーと、蜂の攻撃的な飛び方や音などが、じわじわと体内に入ってくるような不思議な感覚を味わった気がしてます。冷静になれば、そんなことあるのかな?と思うのですが、少なくともこの一瞬はそう感じたのは事実です。僕にとってのひまわりは、確かに夏の代名詞でもあるけれど、Vittorio De Sica監督、Sophia Loren主役のイタリア映画のイメージが強いのです。オープニングのひまわり畑のシーン、物語中に時折出てくるロシアのひまわり畑。今日感じたひまわりの強さとは全く逆の、悲しさや空しさが自分の中ではまだ根強いです。それ故、今日のこの一瞬の時間とメッセージは、僕にとっての再発見かもしれません。こうした感覚も大切ですね。
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