February 23, 2011

鳩


先週は日本に出かけてきました。東京に着けば雪は降るし、ニューヨークに帰ってくれば再び氷点下の寒さに迎えられ。と、友人達からは「悪天候と共に動いている」もしくは「悪天候を呼び寄せる」などと言われました。確かに、今日のニューヨークも寒いですし、ついていないのでしょう。

写真は家の近くにたまたまいた「鳩」です。朝になると決まって窓際に来て「ぷくぷく」鳴いています。写真は一羽しか写っていませんが、実はこの周りにもう2羽居ました。いつもは何羽いるのでしょうかね。大都市にはつきものですが、ニューヨークも鳩が多いと思います。普段はあまり気にならないのですが、こうして近くで見るとなかなか面白い生き物に思えます。いったい何を考えているのでしょうか。

理由はわからないのですが、鳩は平和の象徴として言われることもあります。例えば、ピカソの絵でも多くの鳩が描かれていたりして、これも"Peace"を表す場合によく使われます。世の中、殺伐とした事件や出来事が多いなか、こうして窓際にいる数羽の鳩を見ると、何か心が落ち着いた朝でした。

February 12, 2011

ジャングルジム


ようやく街から雪の塊が消え始めてきました。でも寒さはまだまだ続いています。

今日はNOHOの辺りを散歩していたら、こんな風景と出会いました。新しい集合住宅建設中のその横の空き地に、看板を立てている最中のようです。白い巨大な板の正面に向かって確認してみたのですが、多分そうでしょう。しかし、こんなに無造作に立ててもいいのかな?と思わざるを得ないほど突然でてきました。また職業柄、アイボールがかなり限られているこのエリアになんでだろう?と単純に思ったりしたのも事実です。

このオブジェ、なかなか面白いと思いました。斜めの濃い色の支柱は看板を支える柱なのでしょう。ニューヨークは風が強いので、しっかり押さえないと凧のように飛んでいってしまって、巨額な訴訟問題に発展しそうです。その周りを囲む細いパイプが足場でしょう。所々に渡し板が乗っていて、いかにも人が仕事をしていたような様相でした。でも、あの足場にたどり着くまではどうやって登るのだろうか?と、この写真を見て思ったりもしたわけです。

以前にもポストしましたが、古いビルがまだ残っているニューヨークでは、このような足場をよく見かけます。ビルの修復がメインなのでしょう。一方で、この足場が崩れ、怪我をしたとか、ペンキの缶を頭からかぶったという人も知ってます。トラブルが絶えないのも、ニューヨークの「足場」の特徴なのかもしれません。土曜日の午後突然出会った、普段とは違う顔のむき出しの足場を見て、ふと子供の頃に遊んだ「ジャングルジム」を思い出しました。形と素材が似ているだけですが、不思議なものですね。近くの公園で遊んだコトを思い出したのですが、実は体が硬い僕にとってはあまり面白くない遊具だったのです。

February 06, 2011

成長とクリエイティビティ


あいかわず寒い日が続いてましたが、この週末には雨が降りました。そのおかげで、道におきざりにされて歩行者を邪魔していた雪の塊は、かなり溶けて歩きやすくなるでしょう。寒いのはもうこりごりで、これ以上、雪が降らないことを祈るばかりです。

さて、週末に友人の娘さんの5歳の誕生日会に出かけてきました。この写真はそこで、その娘さんが書いた絵です。なかなか面白い絵だな。と思い、いろいろ彼女に聞いてみると、左側が自分。右側は今日みたいに人がたくさん集まって、みんなでご飯を食べて楽しんでいる。とにこにこして話してくれました。

この娘さんを生まれた直後から見ていますが、5年の月日は早いもので、あっという間に成長していきます。もちろん、その裏にはご両親の愛情とサポートあってのことなのでしょう。さて、成長の早さに驚くと同時に、この絵はよく描けていると思いました。何気なく描いた絵の中にも、クリエイティビティが少しずつ芽生えてくるモノなんだ。と、自然に納得しました。仕事柄「クリエイター」などと言われる人たちと接することもありますが、子供の頃には平等にその卵が宿っているものなのかもしれません。それを、どう引き出して伸ばしていくのか、というのが永遠のテーマなのでしょう。

January 28, 2011

Free snow here!


ここ数回、話題はいつも寒さと雪でした。どうにかして、違う話題を探そうとしていたのですが、やはり今日もこうして雪の話になってしまいます。そうなんです。今年は雪が多く、15年以上も過ごしたニューヨークライフの中でも、最も激しい年だと思ってます。

ここまで雪が多いと、毎日のニュースも雪ではじまります。電車やバスは動いているのか?公立学校は何時から始まるのか?空港は大丈夫なのか?そして、そうした市民の生活をサポートするべくニューヨーク市はしっかり仕事をするのだろうか?等々、伝えることが多くて忙しいニュースに始まり、オフィスでの会話も、それぞれ住んでいる場所がいかに大変か?などとすべてが雪一色です。

たまたま仕事でSouth Californiaは、LAの郊外から来た会社の人たちと打合わせした際も、雪の話からはじまりました。LA郊外ではありえないこの雪景色に、彼等は準備も甘く、LAらしいスニーカーとジーンズという装い。靴は水浸しでジーンズもすっかり水を吸い込んで情けない状況の中、LAにいる家族に電話をすれば、気温が25度で屋外ジャクジーでリラックスしているとの報告を受けショック。やはりニューヨークは変な大都市です。でも、そこにこうして多くの人たちが集中し、ある意味世界の中心として動いているパワー。これは、「数十年以来の寒波」などと言っている場合ではないのでしょう。でも、市民としては歩道にたまって汚れた雪と格闘するのは、もうこりごりです。無料なので、誰か運び出してくれますか?Free Snow Here!

January 23, 2011

寒さは続く


前回のつらら話から、数日間たちますが、気温はあがらずとても寒い日が続いています。今週末も最高気温がマイナス5度ですし、今晩は一層冷え込みが厳しくなってマイナス14度まで下がるようです。

きっと世間で言われている「大都市」の中で、冬にこれほど寒くなるのは、北京、ニューヨーク、トロントでしょうか。シカゴも寒いですが、大都市と言えるのかどうか。。。どんなに寒くても、大都市では人々が普通に生活しています。言い換えれば、生活しなければならないわけです。となると、夏に暑くて、冬に寒い大都市に暮す人たちというのは、いろいろな意味で大変なんですね。

日曜の午前中、早めに起きてジムに行きました。そこでは多くの人たちがトレーニングしていて、外気とは異なりかなりの熱気を感じたのです。何故こんなにいるのだろうか?今日はアメリカンフットボールのJetsの大試合があるからなのか?それとも、寒さへのチャレンジなのか。やっぱり閉じこもっていてはいけないわけですね。その後、痛いほど冷たい風を感じながら、写真の近くの公園を散歩してみました。確かに、人通りは少なかったのですが、犬の散歩やランニングしている人たち等々、日々のニューヨークライフとはあまり変らない光景を見たのです。この街のエネルギーはそうは簡単に失われないのでしょう。

January 16, 2011

つらら


ニューヨークに戻ってきてから、1週間があっという間にすぎました。時差ぼけと言っている余裕がないぐらいに、瞬間的に忙しかったです。日本から帰ってくると、必ず時差ぼけと相対することになり、その解決策は今まで見出せたことがなかったです。が、「緊張感のある仕事で忙しい」というのが、時差ぼけが出ない特効薬なのかもしれません。たぶん、昼間に強烈に眠くなったりしたはずですが、それどころではない状況で気づかなかったのでしょう。

それはそうと、こちらはとても寒いです。今週は積雪もありました。今年で18回目のニューヨークの冬ですが、今年は中でも寒い方だと思います。そして、この写真。近所のアパートの壁に「つらら」が寒々と、しかり立派にできているではありませんか。この写真を撮った前日には、地下鉄のホームにもつららがあったことを覚えてます。この冬の寒さがいかに厳しいのかを、このつららが語っているのでしょう。

でも、果たして何故外壁につららなのでしょうか?結局、水のあるところにしか氷はできないのは、子供の頃の理科で学んだはずです。となると、このアパートの外壁には水が出ていたということになります。そして、その答えはまんざら間違ってもいないはずです。多分、何かが水漏れをしていて、それがビルの外壁を伝わり、夏であればポタポタ歩道に落ちるはずの水滴が、見事に凍ったということでしょう。しかし、ビルの外壁にどんな水、しかもこんなにたくさん、が滴るのでしょうか。それこそ、ニューヨークです。古いアパートには古い施設があり、水漏れはかなり頻繁に発生します。僕の部屋の水道も最近直したぐらいですから。

これだけの激しい氷量なので、そうとうな水漏れが発生していたのでしょう。水資源の大切さや貴重さは、米国では全く感じません。ジムのシャワーでも皆、思う存分水を利用しています。これも豊かさの一つの表現なんですね。そして、このビルの水漏れ。これもかなりの水を浪費しています。このつららを見て、「きっと水が漏れているのだな。資源がもったいないから、すぐ治そう」と真剣に話すということは、どこかおかしいことなのでしょうか?

January 11, 2011

集団パフォーマンス


ニューヨークに戻ってきました。予想通り寒いです。時差ぼけを少しでも和らげられればと、地下鉄に乗って久々のジムに出かけました。その途中に出会った光景がこの写真です。

地下鉄の駅で、下半身むき出し(下着はつけていましたが)の若者達が大勢いた景色には驚かされました。ここ数年、こうしたゲリラ的に発生している集団イベントを多々見かけるようになりました。以前取り上げたPillow Fight、クリスマス時期に登場する謎のサンタ集団等々、こうした局地発生的集団イベントは、Social Mediaなどの発展と共に、数も種類も多くなり、規模も大きくなってきたと思います。

この下半身むき出しの集団に出会い、これもこうしたイベントの一つなのだろう。と思いつつ、後で調べたところまさにその通りでした。とある集団が企画している"no pants subway ride"というイベントでした。やはり、市民の目にはかなりのインパクトがあったようで、Youtube含め様々なUGCがアップロードされています。マイナス気温の寒さの中、こうした不思議で元気なイベントは、なかなか良いモノだと思いました。お正月に実家で見たテレビで「元旦寒中水泳」のシーンがありました。もし実家の近くでこうしたイベントがあれば、出てみたいな。と、思ったので余計に親しめたのかもしれません。

January 08, 2011

2011年


新しい年が始まりました。楽しみにしていた年末年始の休みもすっかり終わり、今はニューヨークに帰る途中のLAからです。正月は実家のある磐田で過ごしました。サッカー部のOB会に参加するため、母校のグランドに久々に出かけました。かなり以前にしか会わなかった先輩や後輩達と話しながら、このグランドにて同じ思いで練習に励んだ昔を思い出しつつ、時のたった今でも共有できることがとてもうれしかったです。また、仲のよい同級生の息子が、現役生として同じグランドに立っている姿も格別でした。

そんな懐かしさもつかの間、2011年の仕事が慌しく始まりました。米国のインタラクティブ マーケティング業界は、2010年に引き続き、様々な分野で成長していきます。去年は個人的に多くの経験をしましたが、今年はそれ以上かつ複雑な仕事が待ち受けているでしょう。果たして、業界全体の成長と共に、僕自身が成長できるのか、それとも取り残されてしまうのか。そんな期待と不安が入り混じる1月を迎えています。

LA経由でニューヨークに帰る便に乗り、LAの空港ラウンジでこれから始まる50週間がどう展開していくのか、ぼんやり考えたりしてます。何があろうと一つだけ大切にしたいことは、「心身の健康」でしょう。何はともあれ、健康第一としていくことだけはクリアでしょう。

December 22, 2010

2010年


相変わらず寒いニューヨークです。一足早いのですが、今日で僕の2010年の仕事はおしまいです。それぞれの人が、いろいろなコトと出会った1年だと思いますが、もちろんそれは僕にも言えます。その瞬間は喜んだり、悩んだり、悔しがったりとしたはずですが、こうして最終日を迎えると、「あぁ、あっという間の一年だったな」と、ぼんやりとしか思い出せないのも不思議です。もしかしたら、意識的に思い出そうとしないのかもしれません。

その中で一つだけ感謝しなければいけないことは、「健康でいれた」ことでしょう。やはり「健康」でなければ、仕事、五感、コミュニケーションの様々な場においての喜怒哀楽を存分に享受できないのかもしれません。今年の初めに、外傷を治すために、日帰りの簡単な手術を数回にわけて行ったのですが、この経験からも、余計にそう思ったのでしょう。

と、健康さにすっかり甘え、この年末は様々なパーティーに参加してきました、その中の一つがこの写真です。ニューヨークでも今流行のMeat Packing Districtにあるクラブでしたが、ビートの違いはあるにせよ、何故か磐田のお祭の夜の雰囲気とあまり変わらないな。といつも思ってしまいます。Meat Packingのクラブと磐田の八幡宮。人種も内容も全く異なるVenueですが、人が求めるものはもしかしたら何ら変らないのかもしれません。健康だった2010年に感謝して、新しい気持ちで2011年を迎えたく思ってます。それでは皆さん、よいお年を。。。

December 21, 2010

露店


寒い日が続いています。最高気温でもせいぜいプラス1度くらいの日々が、数週間続くと体も慣れてくるのかもしれません。ニューヨークの街全体が、様々な飾りやイルミネーションできれいになり、なにかと忙しく動いている人々にもまれていると、12月の寒さはあまり堪えないのでしょう。同じ気温でも、1月や2月はかなり堪えます。不思議なものです。

街の人ごみは激しさを増す一方なのに、それだけ狭くなっている歩道に、所狭しと露店が並んでいるのも、マンハッタンの一つの景色です。スカーフ、DVD、ヘンな形の水パイプ、お香等々いろいろ今まで見てきたのですが、この写真は初めてでした。ボタンと書いてあります。実はボタンというよりもバッジなのですが。

ピースマークを筆頭に、格言を風刺した言葉、大統領のデフォルメなど、様々なバッチがぎっちり置かれています。一つ一つの絵は格別なものではないのですが、こうして数を増すことでひとつのアートになるような気がしました。売っている人は、そんなアートのことなどあまり関係ないようなタイプでしたが、それも一つの良さでしょう。果たして、このバッチを誰が買うのだろうか?そして、売上げはいくらなのだろうか?と、お世話なコトを思ったりしましたが、何とも気が抜けていて、ほほえましい露店でした。忙しい年末にほっとさせる一時だったのかもしれません。

December 13, 2010

水の話


12月もすっかり中盤です。ニューヨークは最近めっきり寒くなりましたが、まだまだ耐えられる寒さなので余裕はあります。写真は、今日街角で見かけた水道管問題です。こうして水が止まらなくなって、池ができてしまう状況を、ここニューヨークではよく見かけます。

以前にも水の話をしたことがありますが、今日この光景を見て、少し胸が痛んだので写真を撮ってブログに取り上げました。というのも、週末に友人宅でパーティーがあり、そこに来ていたアラスカ州出身でシドニーにて長期生活していた友人の言葉を思い出したからです。以前、オーストラリアは水問題が深刻だと聞いていたので、その質問をしたら、「その通り!」と答えがあったのです。

例えばシドニーでは水道を出しっぱなしにしておくと、「ちゃんと止めよう」と誰もが普通に注意するとのことです。この話は欧州でも聞いたし、日本でも子供の頃良く言われたことを思い出しました。彼も言っていたのですが、米国ではいろいろなモノが豊かなので、当然のように無駄に使ってしまうのだけども、シドニーでは違った。ということです。そんな話をしたばかりだったので、このように水が無尽蔵に流れているシーンを見ると、どうしても胸が痛くなってしまいます。事故なので仕方のないことですが、止めるために、もう少し真剣に働いて欲しいなと思ったわけです。

December 06, 2010

ツリーの下での会話


12月もいよいよ本番。ニューヨークでは恒例の大きなツリーへの点灯式も終わり、日々Rockefeller Centerは大賑わいのようです。人ごみが苦手な僕は、普段はこの場所に来ないのですが、昨晩はバルセロナ生まれの建築家の友人が子供を連れてQueensから出てくると言うので、待ち合わせしました。

久々に見るツリーは確かにきれいでした。大きいし、いろいろな色に光っていて、これをみて「きたない」という人はおそらくいないでしょう。ただ、この人ごみにはうんざりです。まぁ、この時期、マンハッタンの中心でこのツリーですから、「混んでない」なんてことはありえないので、仕方がないことです。

そして、そんな混雑の中、無事友人と会うことはできました。バスク旅行の話、El Clasicoでの大勝の話、カタルーニャの選挙の話、いつも通っていたバーの話等々、短い間でしたがツリーのキレイさに見とれている暇もなく、最近の話のキャッチアップで忙しく、人ごみに流れながらあっという間に時間が経ってしまいました。お互いに違う国から来て、ニューヨークに住み、忙しい日々を送っている友人同士の時間なんだな。と、寒いながらも思った夜でした。

November 30, 2010

Txakoli y Pintxo


感謝祭の連休を利用して、スペインに行ってきました。バルセロナにてEl Clasicoを観戦!と言いたいのですが、今回は北部はバスク地方を車で回り、RiojaワインとPintxoなどのバスク料理を楽しむことに徹底しました。

米国以外の土地で最も多く訪れているのがこのスペインなのですが、今回のバスク地方では新しいスペインを発見しました。土地が豊かで、風光明媚な景色にとても恵まれていることがわかったのです。海岸線と幾重にも連なる丘陵の間をひたすら走ることで、その自然の豊かさを感じてきました。もちろん食事やワインも格別です。一言でいうと、とても充実した旅行だった。ということですね。

写真はバスクの海岸都市、San Sebastianでふらり立ち寄ったBarです。ガイドブックにあるように、街のいたるところにこうしたBarがあり、ワインやPintxoなどが気軽に楽しめます。Pintxoは写真のような食べ物で、パンの上にいろいろな具が乗ってます。まさに寿司です。そして、タイトルにある Txakoliとは今回初めて知った、バスク地方特有のスパークリングワインです。ドライなTxakoliは食前酒として重宝がられているようで、このPintxoとばっちり合います。そして、Riojaの赤ワインへとつなげる、ご当地ワインリレーを滞在期間ひたすら堪能してきました。

と、食べ物の話ばかりで恐縮ですが。それほど、僕にとってのバスク地方は新鮮だったということですね。もちろんバルセロナが最も好きな場所ですが、他にもこんな魅力な場所があったのかと、ますますスペインに吸い込まれていきそうな気がしています。ニューヨークに戻ってきて、早速El ClasicoをTivo観戦。5対0の圧勝に再び感激し、すっかりとスペイン一色になってしまいました。

November 22, 2010

初雪?


今週後半は感謝祭の連休ということで、心なしか街はすいているような気がします。オフィスでも全体的にスローな週です。マンハッタンのThanksgivingは恒例のMacy'sパレードがあります。この時期は、普段はかなり冷え込むことが多いのですが、ここ数日のニューヨークは比較的暖かです。

今日はランチミーティングのために23丁目のMadison Square Park界隈に出かけてきました。思った以上の陽気となり、上着を抱えて薄着で歩いていたところに、雪景色を発見しました。映画やドラマ撮影が頻繁なマンハッタンでは、小規模な撮影はあまり気にならないのですが、今回の大掛かりなShootingは久々に楽しめました。

本物の雪を一時的に散りばめている場所とFakeの雪を使っている場所が広範囲にわたってありました。すでに撮影は終わったようで、かたづけ中でしたが、感謝祭をニューヨークで楽しもうとしている観光客も多々見られ、ちょっと早めの雪景色を皆楽しんでいました。もちろん僕も楽しんだ一人ですが、Fakeの雪はスポンジのような発砲スチロールのような素材で、とてもうまくできていたのが印象的です。さすが、映画大国。この辺の演出には慣れているな。と思いました。ただ、やはり暖かいコトはよいことで、雪景色で寒さ一色になるのは少々辛いな。と、これから始まる長い冬を思うと、ちょっと重くなったりもしました。

November 15, 2010

再び三輪車登場


不思議なもので、前回ミゼットのような三輪車を取り上げた矢先に、今日は異なった三輪車を発見しました。これは地下鉄の構内での写真ですが、ニューヨーク市警がこの始めて見る三輪車を楽しそうに乗っていたのです。

動き方はSegwayにとても近く、運転している姿勢も直立不動型なことが、よりSegwayを思い出させるのかもしれません。ただし、Segwayよりも一回り大きく、かつオートバイのようなハンドルやミラーがあったりして、丁度オートバイとSegwayの中間なのかなぁ。と思ったりしました。全体のデザインも気に入ったのですが、青白く光っているライトが特に気に入りました。

どこのメーカーなのか聞いてみたら、予想通りこの警官達は知らなかったので、自分でちょっと調べてみたらわかりました。T3 Motionというシリコンバレー拠点の会社が開発、製造、販売しています。この会社、知らなかったのですが、なかなか面白そうな電気乗り物を造っているようですね。世の中にとって「良いこと」をしている感覚と、今までにないモノを「生み出している」充実感が、きっとこの会社の従業員にはあるのだろうな?とうらやましく思いました。

November 12, 2010

Wimaxとミゼット


陽気に誘われ、今日発表された新型VerizonのSmartPhoneを見ようと、散歩していました。そこで、写真のキャンペーンに遭遇したのです。白い三輪車。昔懐かしダイハツミゼットの現代版のような車でした。米国でこの手の車を見るのは珍しいので、キャンペーンそのものよりも、どうしても車に注意がいってしまいました。

とはいえ、このClearとは何者なのか?と見ると、一目瞭然Wimaxのサービスなのです。Wimaxの細かな説明をすると長くなるので、簡単に言うと、Wifiと同じような無線インターネット接続で、Wifiよりも高速かつ広範囲に利用可能な次世代ワイアレスです。僕の中では、Wimaxは一部自治体のテスト利用や、企業内でのテスト利用等々のレベルとして理解していたのですが、こうしてClearというわかりやすいブランドと共に商用利用していたことを、今日ミゼットを見るまで知らなかったのです。

早速ブローシャーをもらって、サービスラインアップを確認してみたのですが、$45, $60, $80という3段階の価格設定を行い、高速接続を提供しています。こうした最新技術の商用利用に関してはかなり懐疑的な僕なので、利用には全く興味がないのですが、カバーされる地域が思った以上に多かったのには驚きました。いずれはWifiはなくなり、Wimax網が充実してくるとは思います。まぁ、そういう話ではありますが、今日のポイントとしては、以前このブログでも取り上げた「新と旧」の共存、コンk内の場合は「Wimaxとミゼット」にまたも遭遇したと思ってます。

November 07, 2010

気になるモノ、コト


11月になりました。今日はニューヨークシティマラソンの日でもあり、冬時間になる日でもあります。僕の中では、秋のないまま冬になってしまった感じがしています。10月は出張が多く、疲労も溜まっていたせいか、今日は好きなニューヨークマラソンの見学に出かけるわけでもなく、自宅で休養することにしました。

とにかく何も考えずにぼーっとしたかったのですが、そのような時にこそ、いろいろなコトが頭に浮かんできます。仕事のことはもちろん、何故か気になるモノやコトが次から次ぎへと頭に浮かび、ゆっくりするわけにもいかなかったです。おいしいレストラン、シックなジャケットや皮ジャンなどの洋服アイテム、友人の評価が高い中国のドキュメンタリー・フィルム、ピアノが上達する方法、もっと早く泳げる方法、シングルスピードのシンプルな自転車、水中に生息する謎の生き物、たまねぎの上手な切り方等々、気になるモノやコトが出ては消えていきます。

そういう時にはちょっと外に出てみよう。と思い、先週届いた望遠レンズのテストも兼ねて、ジムに行く途中に近所を散歩してみました。絞りとシャッタースピードの関係程度の基本的なことしか、カメラのことはわからないのですが、新しいレンズがどう機能するのか楽しみでした。この写真がそのレンズで写したものです。自分の知識ではレンズの良し悪しがわからないのですが、まぁ気に入ってます。そんな中、気になるモノとは、この自転車マークの信号です。以前のブログでも取り上げましたが、市長の方針でマンハッタンは車道が削られ、その分自転車レーンが増えています。この信号機も自転車レーン用なのですが、時に混乱します。そもそも、信号を設置するまで自転車ライダーがいるのか?という疑問もあります。

確かに、自転車ライダーは増えました。それ故、僕もシンプルなシングルスピードの自転車が欲しいのです。この夏は真剣に買うところまできたのですが、あきらめてその分旅行を楽しむことにしました。でも、まだあきらめれらず、クールな自転車を見たときと、この「とぼけた」自転車の信号を見ると、やっぱり欲しいなぁ。と思ってしまいます。気になるモノやコトは、これからも永遠と続くことでしょう。

October 30, 2010

静けさ


10月は実家のお祭りの月であり、僕の誕生日月なのか、1年の中でもHappyな月です。今年は、東京での仕事が重なり、偶然にも実家のお祭に参加できたことに感謝していたのですが、その後めまぐるしい一ヶ月となりました。

忙しい一ヶ月の締めとして、今週はドイツとベルギーにて仕事の用事がありました。仕事で欧州に行く機会はあまりないので、ハードなスケジュールをこなしつつもどこかでニューヨークでは味わえない体験に対する様々な期待を持ってました。休暇では頻繁に欧州を訪れ、その良さをいつも認識しているのですが、今回のようにタイトな仕事の予定の中での欧州は、僕にとっても久々の経験です。

写真はドイツのCologneからベルギーのBrusselsに向かう電車の社内です。欧州での移動は飛行機よりも電車の方が効率的な場合もあるようで、今回もドイツ→ベルギーの移動は電車に決めたのが正解でした。乗りなれた飛行機では味わえない、全く異なるExperienceを享受するつもりでしたが、想像通り楽しめました。車両内がとにかく静かです。乗客の会話もたまに聞こえるとしても「ぼそぼそ」とした会話。車内アナウンスも簡潔かつ控えめ。日本でも東京と磐田の実家の往復に新幹線を使います。その時に感じる車内の静けさと全く同じ「静寂感」がありました。

「静けさ」というテーマ。ニューヨークでの生活では、死語というべきか、期待する方が間違っているような状況にあります。45歳になった今月、どこかに落ち着きや「静けさ」を求めているのは事実でしょう。ニューヨークはとにかく騒々しいです。それがまたこの街のエネルギーの象徴だと思います。必要以上に騒々しいこの街のこの環境に対して、正面から肯定することができなくなってきたのは、歳のせいなのか、それとも価値観の変遷なのか。と、自問自答しながら、普通のニューヨークライフに戻り、騒々しい街を普通に移動しています。こうして時折、自問自答することは必要なことなのでしょう。

October 22, 2010

cool & happiness


ニューヨークはすっかり寒くなってきました。確かに10月も後半、寒くなって当然です。今日のこの写真は、仕事で移動中に見かけた光景です。場所はチェルシーの西端。写真の左下には例のTeslaが置いてあります。以前にも紹介したTeslaのショールームの近辺でした。

コントラスト。以前にも新と旧というテーマを取り上げましたが、この写真も同様の発見がありました。Teslaは今と未来の象徴。そして、その上にはハイラインという新しい公園。マテリアルと環境の新しさが同居しているのですが、公園を実際に拡げるためには大型クレーンで「緑」を人力で追加しなければいけません。

最近、仕事柄「何がCoolなのか?」と改めて思うようにしています。テクノロジーの発展には目覚しいものがあり、それにCatch upしなければいけないのが僕の仕事でもあります。何がCoolで何がHappyなのか。Teslaのようなマテリアル、HighlineのようなExperience。どちらもHappinessを与えてくれるでしょう。でも、僕にとっては、クレーンを操作して、「緑」をA地点からB地点にきっちり納めることも、十分楽しめます。それが、Highlineを訪れる多くの人たちが感じるHappinessの一部だと思うと、よけいに楽しめるし気持ちよくさえ感じます。

October 14, 2010

ホテルの絵


ご無沙汰してました。仕事で日本に行っていたりして、ゆっくりブログを書く時間がなかったというのが言い訳です。ニューヨークに戻ってくると、すっかり気温もさがり、秋めいています。もう10月中旬ですから当然でしょう。

さて、この写真はとある東京のホテルで見つけたものです。エレベータを待っている間、この絵が目に飛び込んできました。比較的新しめの絵だと思いますが、色使いやパターンが気に入ったからです。仕事柄、米国内のホテルに宿泊することも多く、その都度、「ホテルに掛けられている絵は、何てセンスがないのだろう」と思ってました。こちらの友人ともそんな話をしたことがありました。ホテルにとって、絵画にお金をかけるよりも、他に充実させるものがあるから仕方ないのでしょう。

なので、全く期待もしていなければ、欲もない「ホテルの絵」に関して、写真のように「おっ」と思わせるものがあると驚くわけです。まぁ、どうでもいいことと言えばいいのですが、ホテルに泊まる機会が多いと、清潔さ、匂い、寝心地などといった基本的なことにこだわるだけでなく、余分なことにも目がいってしまうのでしょう。今回の日本出張では、このホテルの絵だけでなく、会議室に掛けられていた絵にも興味を持ったりと、今までなかったコトに対して敏感になっていた気がします。