ニューヨークとは、アメリカとは、そして日本とは。 マーケティングに関する話や人々の日常生活の中で思ったこと、考えたこと、驚いたことなどを書き留めていきます。
February 12, 2007
謎のスポーツバー
お酒が大好きな僕は、ニューヨークでゆっくりお酒を楽しめる場所を過去探してきました。探し方が甘いのか、僕の望んでいる店が本当にないのか、好みのバーがなかったのは残念なことでした。ところが最近、妙に気になるバーを見つけ、そこに通い続けています。
写真のNevada Smithsがそのバーなのです。ダンディな雑誌に出てくるような「奥深く、気心の高いバーテンがマンハッタン最高のカクテルを作るその至福の時云々」などとは180度異なる単なるスポーツバーなのです。アメリカのスポーツバーすべてに対してアレルギー的に嫌っていた自分にとって、何故これほどまで通うようになったのか?
すべてバルセロナ旅行が原因です。FCバルセロナの試合を間近で見て以来その熱病は続いていて、ニューヨークでもバルサの試合をライブで見られないか画策してました。そんな折このバーを発見したのです。ここはバルサ応援団のNY支部らしいのですが、中に入るとバルサ以外に、「アーセナル」と「チェルシー」の大きな旗が飾られており、それぞれのファンが集まる場所となっていました。週末は、熱心なファンが一杯5ドルのビールを片手にマイチームを応援する「欧州サッカー狂御用達スポーツバー」なのです。
時差の関係上、欧州現地にて夜の試合はNYでは昼間や午後のキックオフです。1階と地下にて合計10台以上のスクリーンを配置し、アーセナル、チェルシー、バルサなどの有名チームのファンがその試合の時間に合わせて集まり、楽しみ、そして帰っていきます。英国アクセントの本当の英語、カタラン訛りのスペイン語が飛び交うその空間に、これからもしばらく通うことになりそうです。
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