ニューヨークとは、アメリカとは、そして日本とは。 マーケティングに関する話や人々の日常生活の中で思ったこと、考えたこと、驚いたことなどを書き留めていきます。
January 16, 2008
アムステルダム - 2
アムステルダム滞在も今日で最後。明日の飛行機でニューヨークに帰るのですが、欧州に来ていつも経験する「帰りたくない病」はここアムステルダムでも発症してます。
カンファレンスでは、欧州を中心に数多くの国の人達と話しました。国名をあげれば、英国、オランダ、フランス、ドイツ、イスラエル、スペイン、南アフリカ、そしてアメリカなどです。皆普通に英語を話し、普通に仕事の話ができるこの環境はとても刺激的でした。アメリカにいると、自国で何でもできそのまま完結してしまうため、自分のことを中心にしか考えない発想が根底にあります。ところが、ここ欧州では、自国もしくは自分の地域が中心ではあるものの、それ以外の地域への関心やリレーションは当然のように扱う「血」を感じました。欧州に長く滞在されている方からすれば、異なる意識/見識があると思います。が、日本とニューヨークに長い僕にとっては、新鮮かつうらやましい環境だと素直に感じた次第です。
とはいえ、気候としては、アムステルダムは肌寒く、暗く、雨がちな気候で少々Depressingな感じでした。今日の午前中に太陽が出たときはとてもうれしく思い、やはり太陽の力はどこでも大きいなと思ったわけです。このアムステルダム。小さな街ですが、とても好感が持てた理由のひとつが、「自転車大活躍の街」だからでしょう。磐田で育った僕は自転車は必需品でした。運転なら負けないし、小学校の頃には「自転車模範運転競技会」の学校代表になったほどですから。ここでは、写真のように自転車が庶民の足になってます。若者からビジネスマン/ウーマン、親子含め、たくさんの人達が自転車を有効に利用し、道路にも自転車専用レーンがあり、しっかりとworkしています。「ブームをちゃっかり利用し自分の名声を高めたよね、ゴアさん」なんて、思いもしないぐらい普通に自転車を利用している人達がとてもエラいと思います。
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