April 27, 2010

食いしん坊


4月の終わりというのに、まだ肌寒い日が続いています。毎年そう思うのですが、天候がおかしくなってきてます。特に今年はおかしいですね。これは世界的な話なのでしょうか。

先日、天気が良かった日にコロンバス・サークルの辺りを歩いていたら、写真のZAGAT人形と遭遇しました。そういえば、こういう雑誌があったなぁ。とかなり懐かしく思った次第です。インターネットなど一般に浸透していなかった時に、ニューヨークでレストランを探すときにこの小冊子はバイブルのような働きをしてました。まさにMust Haveアイテムでした。この本を読んでは、ZAGATで何点あるから、おいしいのでは?と食いしん坊仲間の情報ソースでした。

時代が変わり、インターネットがここまで進化した今、果たしてこの本を頼りにしている人はどれほどいるのだろうか?少なくとも、僕はすっかり読まなくなってます。また、ZagatのWebサイトへもアクセスしてません。元々、Zagatクリティックスが果たして「妥当」なのか?という疑問はありました。が、他に頼るものもなかったため利用していたにすぎないのです。そして今は、すっかり口コミ情報が僕の食いしん坊情報ソースとなってます。

何故かと言えば、ニューヨークでは様々な国の料理が楽しめます。以前、書いたかもしれませんが、ニューヨークの各国料理はその国のオリジナリティを残そうとしている感が強いでしょう。それ故、口コミサイトのような、大勢の人のコメントが掲載されていて、かつその国出身の人の意見が書かれている方が、参考になるからです。そうですよね、例えば「うどん」のコメントが、アメリカ人が「おいしい」と書いているだけでは判断できず、日本人が「これは京風のだしで、かなり本格派。おいしい」と書いていれば、きっと間違いないだろうな。と思うからです。

などと書いているうちに、今晩はどこに行こうか、複数のグルメ口コミサイトにアクセスしてみます。

April 23, 2010

iPad


今週の前半にサンフランシスコに行ってきました。気温も天気もニューヨークとほぼ同じような感じで気持ちはよかったのですが、2泊の忙しい出張でした。

写真は今話題のiPodの屋外広告です。ニューヨークに比べて、iPadの広告、特に屋外広告がとても目に付きました。これもApple本社に近い土地柄なのでしょうか。写真の広告もかなり大きく、このサイズはニューヨークでは、場所柄見つけることが難しいかもしれません。

話題のiPad。僕も早速入手しました。入手してから、様々な人に「どう?」と聞かれてきたのですが、返事は決まって「うーん。新しいポジショニングのデバイスなので、いいのか悪いのかまだ理解できてない」と、つまらない返事ですが答えています。パッケージを開いて、電源を入れ、指示通りにiTunesにつないで。。。とわくわくしたのは覚えてます。さらに、スクリーンの明るさ、鮮明さ。そしてCPUのさくさく感など、さすがAppleと思わせられました。

操作に慣れ、メールなどの必要な設定が終わると、日々の生活の中でiPadの出番が試されます。写真のように、例えばテレビを見ながら膝の上で。就寝前にベッドの中で。などいろいろ試してみたのですが、予想以上に重いデバイスが、まだ自分のライフスタイルの中に溶け込んでいるとは思えません。iPhoneをすでに持っているので、部屋の中ではiPhoneでほぼ用事が足りるわけだし、仕事ではPCがあるし。はたまた、WiFi接続がなければあまり意味がない。などと、自分の生活の一員となったこのCoolなデバイスは、依然として自分の出番を伺っているようです。

April 15, 2010

すがすがしい


今日は、どうしてもFA(Financial Adviser)に会わなければいけない用事があったので、昼間彼のオフィスに寄りました。そこは57丁目と7番街で、すぐ目の前がセントラルパークです。早めに着いてしまったことと、陽気に誘われ、ふらっとセントラルパークに出かけてきました。

写真がその時の様子です。真ん中の桜?が目に飛びこんできたので思わず写真を撮ったのですが、見てみると写真右側にはいかにも観光客という集団、その桜の前を人力車(運転手は女性)が通っているといったなかなか面白い写真でした。

前にも話題にしましたが、ニューヨークはとても騒々しい街です。でもこのセントラルパークがあるから、実はかなり救われているのではないでしょうか?1800年代半ばに造られたらしいのですが、小さな島のど真ん中にこんなに大きな公園を設計すると、最初に唱えたLandscape Architectはかなりエラいと思います。きっと、当時は反対意見だらけだったことでしょう。

ふと冷静に考えると、そのような「発案当初はクレイジーなアイデア」だったことが、月日を重ねた結果「すばらしい資産」となるコトは決して少なくないでしょう。また逆に考えれば、「クレイジーな発想だからこそ、次の世代に認められる」ことが多いのかもしれません。と、僕の心の中でも、人とちょっと違ったことを考えよう!と、少しひねくれていることを正当化しようとしています。が、さすがにこの青い空ときれいは桜は「すがすがしいな」と素直に思いました。

April 08, 2010

さりげなさ


ここ数日のニューヨークは異常気象とも言えるぐらい暑くなりました。昨日はなんと33度くらいまであがり、今日も30度くらい。長い冬から一気に夏になった気分です。この突然の陽気も週末には落ち着き、平均値にまで戻るようです。

気温が高くなると、一気に変わるのが人々の洋服です。タンクトップ、短パン、ビーサンといったアメリカならではの「お気楽ファッション」に多くの人が染まり、街をゆっくり歩いてます。僕も思わず半そでシャツでの出勤です。陽気に誘われるのは歩行者だけではなく、写真のようなオートバイも出現します。僕自身、オートバイ好きなせいか、すぐ目についてしまうわけですが、今日の写真の彼、なかなか面白いと思った次第です。

磐田の生まれと育ちの僕には、ホンダのオートバイというのが一つ気になるのですが、それ以外のこの彼はなかなの「さりげなさ」を出してました。まぁ、Honda CB550も嫌いなオートバイではないので許せますが、この白いヘルメットの赤いライン、だらっとした白いTシャツ、黄緑のAsicsシューズ(Onitsukaか?)、斜めがけした赤いメッセンジャーバック等々、全くしゃれっ気はないのですが、錆びたエキパイにアップハンドルのCB550にマッチしてました。もっというと、触媒部分が切れているせいか、ヘンなやかましさのサウンドも暑さに拍車をかけていて目立ちました。

高級品ではなく、こうした全くさりげない、どちらかと言えば全体的にチープだけども、存在感があるという対象には、なぜか憧れてしまいます。また、こういうタイプの人種が多いのがニューヨークなのかもしれません。

April 02, 2010

クリエイティビティ


4月になりました。ブログで何度も書きましたが、今年の冬の天気は今までの中でかなり厳しかったと思われます。3月は過去最も雨の多かった月だったとか、風の強い日も多く、その冬が終わったと思うだけでも気持ちが明るくなります。

さて、前から行きたかった展覧会に先日顔を出してきました。ニューヨークにあり、日米の文化・経済交流の拠点としてそれなりに由緒正しい Japan Societyにて開催されている「歌川国芳展」です。こちらに長くいるせいなのか、日本の「美」や「優れているもの」とは何だろう。と、機会があるたびに思っています。その一つに「江戸時代の美術や生活様式」はとても大切な要素だと信じてます。もちろん葛飾北斎がその代表なのですが、この歌川国芳は違う意味での代表とも思えます。

その時代に対するメッセージを間接的に絵の中に落とし込むアイデア。絵そのものの新しさやクリエイティビティなどなど、僕達はこうした先祖の血を受け継いでいるのかな。と、思うと何か誇らしげというか、嬉しくさせられた気分になりました。残念なことに、彼の作品の多くが、戦中や戦後に米国や英国に持ち出されてしまい、日本には少ないと聞いています。でも、逆に考えれば、どこに保管されていようが、先祖の魂が世界中に広がっていて、何らかのメッセージを発しているのだ。と思えば、それも良しだと思います。

普段の生活の一こま一こまにおいても、「クリエイティビティ」を忘れずに、そして大切にしていたいと思う僕にとって、この展覧会は久々のヒットであったと思ってます。

March 29, 2010

先入観


暖かくなったり寒くなったりと、洋服の選択に何かと忙しい最近のニューヨークです。週末は久々に車で郊外に出かけてきました。郊外に出る場合は、普段マンハッタンでできないことを優先的にするのですが、今回は生活用品の買い物でWalmartが目的地の一つです。

ご存知のようにWalmartは、都市部から少し離れた郊外の広大な敷地に、小売と駐車場のスペースを兼ねて作られています。徹底的なコスト管理(調達からロジスティックス含め)の代名詞としてビジネススクールを含め、様々な状況にて引用されます。マンハッタンの小さな店に慣れている一消費者としては、たまにWalmartを訪れることは、ちょっとしたテーマパークに来たようでつい楽しんでしまいます。

今回訪れたWalmartはNJ州でもマンハッタンに近い場所に最近開店した新しい店でした。そこでは、野菜、果物、肉類などの生鮮食料品まで販売していて、それは驚きでした。過去、地方出張にて、Walmart+スーパーを何箇所かで見てきましたが、こんなに近くにあったのは発見です。さて、写真はその食料品コーナーの一部の棚です。ピントが弱くて見にくいのですが、これは実は「シリアル」でした。アメリカ人はシリアルが大好きで、大きな箱のモノはよく見かけてましたが、この写真のような「ドッグフード」の袋に入ったシリアルは初めてです。

量を増やして単価を下げる。という戦略に対しては何も文句はありません。が、最初に見て驚いたのは、、、これはドッグフードではないか?ということです。先入観とは恐ろしいもので、「このような袋の形態」+「こうして縦積みにされている」=「ドッグフード」という先入観ができてしまうということです。まぁ、こうした先入観など、正直どうでもよいわけで、消費者としてはよいモノを安く買えればいいわけですし、供給者としては消費者が満足してお金を使ってくれればいいといういたってシンプルな話です。

March 19, 2010

風車


ここ数日間のニューヨークは、晴天に恵まれ気温もあがり、とても気持ちのいい毎日です。長かった冬がすべて嘘のように、街中が明るくなってきました。5番街の南の方を仕事の途中に歩いていたとき、写真のKate Spadeのブティックを見かけました。

多くの風車がガラスに張り付いているだけのシンプルな装飾なのですが、これだけの数を春らしい色で並べられると、一つのアートワークとして見ることもできるな。と、思いました。この日はとても忙しく、数社での打ち合わせの間に出会った光景ですが、春の息吹を、このたくさんの風車が祝っているような不思議な雰囲気を見て、一瞬でも気持ちが楽になったような気がしました。以前、ギャラリーのシーンにおいても書いたのですが、こうしたちょっとした「仕掛け」が、人の心をホッとさせることに気づくのがニューヨークなのでしょうか。

風車の弥七も好きですが、春のKate Spadeの風車の方が今は心地いいですね。

March 12, 2010

アトランタ


中国から戻ってきた次は、アトランタへ一泊の出張でした。ホテルからの写真ですが、あいにくの雨模様。ただ、上海の「冷たい雨」とは異なり、アトランタは比較的「暖かな雨」でした。とはいえ、2日間ずっと降り続いていた雨には、少々うんざりしました。仕事の目的は順調に達成できたので一安心ですが、さすがに体は疲れました。上海の雨のおかげで風邪気味だった上に、飛行機で2時間強という比較的近い距離でしたが、Awayでもあるし、何かと気苦労もありでした。

さて、写真が暗くて少々見にくいと思うのですが、このアトランタという都市にはまだまだ馴染んではいないのです。これから先、時折訪れることになりそうですし、南部の代表的な大都市で魅力はあるのでしょうが、この写真の右側にあるような「凱旋門もどき」のチープな建造物を見てしまい、ちょっと引いてしまっているのでしょう。比較しても仕方ないのですが、先週の北京や上海と比べてみても、中途半端な感じがしてしまうわけです。ただ、気に入っている点もあります。それは人が暖かい。という点でしょうか。ニューヨークの殺伐としたあたりとは全くことなり、ホテルやレストラン、どこでもアトランタの人には暖かさを感じてます。

今でも先週訪れた北京&上海ショックを引きずりつつ、今週末はこちらニューヨークも雨なので、読書やDVD鑑賞などにて、ゆっくり過ごそうと思ってます。

March 07, 2010

中国


先週中国に行ってきました。同じ会社の中国支社との打合わせが主目的で、北京と上海の両都市を訪れる1週間の出張でした。実は、中国のメインランドは初体験ということで、出発前からかなり期待していたのですが、結果はそれ以上のものでした。

北京、上海の両大都市は、それぞれの質は全く異なるものの、世界に類をみない大都市でした。ニューヨークはもとより、米国の大都市にすっかり慣れた僕ですが、この両都市をみて、米国の大都市なぞ小さなものだ。そして、こんなに巨大でエネルギーが溢れている街は他にはない!と断言します。15年以上前に初めてマンハッタンに足を踏み入れた時の高揚感と似ているものの、僕自身が年を重ねてきたせいか、その時の感覚とは若干異なる内なる興奮を覚えました。

写真は北京にある、芸術エリア「798」の風景です。ここでは、北京のアートシーンが見られます。どの国でもそうですが、アートはその土地の特質やエネルギー力を知る上で、大きなヒントやきっかけを与えてくれます。この798のもたらすエネルギーは相当なもので、今後の激しい成長を予感させてくれました。上海は、欧州疎開時代の古い洋館ビルと最新の高層ビルが乱立し、商業的にも成功を収めているメガロポリスです。また、人々も北京に比べて社交的でモダンな感じを受けました。

米国に住を移し、すでに15年以上経ち、米国の巨大さや影響力の強さを長い間感じてきました。しかし、今回の中国で、もう一つの巨大国家が「東」にあったという事実をしっかり認識しました。多分、その影響力や強さは米国以上になる可能性もかなり高いでしょう。ニューヨークから東京を飛び越え、直接中国に訪問した今回の出張というのは、まさにこれからの国際政治・経済の宿命、すなわち「日本Passing」は、かなり現実的なんだな。と帰りの上海発の機内で本州上空を通過している時に強く感じました。

February 26, 2010

オリンピック


本来であれば、話題として取り上げなければと思っていた冬季オリンピックですが、つい忙しさを理由に後回しにしてました。もうすでに大会も終盤になり、予想以上の米国のメダルラッシュとなってます。スポーツイベントとしての米国てのマクロ的な収支としては、独占放映権をもったNBC Universalが200億円超の赤字。ということとなっています。「IOCから購入した独占放映権額-広告/スポンサー収入=200億円以上の赤字」ということです。

このご時世、こうした暗い話はわざと忘れることにして、この写真の説明をしてみます。ニューヨークの地下鉄で、グランドセントラル駅とタイムズスクェア駅を結ぶShuttleと呼ばれる3両編成の電車が走る線があります。その通路に、今回のオリンピックのPROMOとして巨大3Dスクリーンを設置し、人々に3D対応めがねを配り、3Dを体感する。というシナリオです。何回か通ってみたのですが、1回だけしかトライできなかったのが残念。かつ、イベントとしてのあまりのやる気のなさに、「あぁまたか」と思った次第です。本来であれば、写真で3Dを表現したかったのですが、その脇に何枚か掲載されているVISAの3D看板で簡便してください。といった気持ちです。

さて、ビジネスはどうであろうが、オリンピック。競技は様々な形で白熱してます。昨晩は久々にスケートを見たのですが、Kim Yunaのパフォーマンスにはさすがに圧倒されました。NBCの解説者もこれ以上の言葉がないように褒めていたのも当然のような演技でした。Mao Asadaももちろん応援したのですが、やはり直前にあれだけの完璧なパフォーマンスを見せられると、勝負の世界は厳しく勝てるとは全く思えなかったです。個人競技、団体競技と、それぞれいろいろなドラマのあるスポーツは、やはり楽しいものですね。

February 21, 2010

チャイナタウンの最近


しぶとい冬が、徐々に緩んできたようなようなニューヨークです。早く暖かくなって欲しいという、期待もあっての感覚ですが、もう雪は勘弁です。さて、先週は春節でした。日本では旧正月という言い方も聞きますが、中国の方々からすればこちらこそが本当の新年です。ここニューヨークも多くの広東系中国人が春節を祝ってました。私も友人宅に呼ばれ、飲めや食えやの楽しい正月を過ごしてきました。

そんな中、最近のニューヨークチャイナタウンでは、少々変化が起こっています。SOHOから南に下って、Chinatownとの境ともなるCanal Streetには、多くの「ぱっちモノ屋」が軒を並べていました。ある意味、観光名所にもなっており、ただでさえ通りの多いストリートにて、店の呼び込み、ガイドブックを片手に「安いブランド品」目的の観光客達で、通りはいつも溢れてます。とても歩きにくいという印象しかありませんでした。

ところが、昨年の後半から写真のような「強制立退き勧告」が、ニューヨーク市によって実施され、「ぱっちモノ屋」の多くが閉店しているのです。歩きやすくなったことには感謝してるのですが、また一つの風物詩がなくなるような気がして少々残念な思いもあります。この強制立退ですが、「ニセモノを販売しているのが違法にて強制退去」という法的な効力を利用して、チャイナタウンの再開発が関係している匂いがあります。つまり、再開発するために、既存のビルをScratch & Buildしたいが、なかなかテナントが出ないため、法の力にて強制的に。。。というシナリオがあるのでしょう。

前にも書きましたが、ニューヨークは市長を中心とした自治体努力で、安全かつ健全になってきました。それはそれで評価すべきですが、「ちょっとDirty、何か怪しい」ニューヨークの方を好む人も多いのではないでしょうか。僕もその一人です。

February 12, 2010

SOHOのKing's Road


今週は大雪に見舞われたニューヨークですが、天候も回復し、道の雪も少しずつとけはじめ歩きやすくはなってきました。ただ、油断は禁物です。気温はあいかわらず低く、ちょっと気を抜くと滑って転んで怪我することもありえます。数年前にも友人が大怪我しましたし。

先日の昼間、気分転換にSOHOを何気なく散歩してみました。写真のように雪も少し残ってますが、さすがにこのエリアは歩きやすいように整備されてはいました。Wooster Streetにて、写真の中にあるのぼりのような紅白の旗が目に入り、何だろうと思いきや、そこはKing's Roadという名の家具屋でした。殺風景なScaffoldのパイプをうまく利用して、気の利いたアクセントに目が惹かれたのでしょう。

また、その店の名前やロゴがなんとも懐かしく感じました。King's Roadと言えば、子供の時に好きだったパンクロックのメッカではないですか。中高生の思い出なので、それが果たして本当なのかどうかは不明ですが、Punk Rock = London = King's Roadという想いが駆け巡りました。数年前仕事でロンドンに行ったときも、この響きに誘われてKing's Roadに行ってみたのですが、想像(期待?)していたのとはちょっと違った感じがあり、何とも複雑な気持ちだったことを覚えてます。

ここはNew YorkのSOHOだし、ロンドンとは異なるのですが、なぜか一瞬にして懐かしさを覚えた一時でした。実際に店を覗いてみると、セレブリティ達だけが買えるような高価な家具が贅沢に並べてあり、仕事途中で抜け出した僕などは、全くお呼びではないような雰囲気ということをつけ加えておきます。

February 05, 2010

ヘンな機械


まだまだ寒いニューヨークです。マンハッタンの巨大バスターミナル近くにて、ちょっとした集まりがあったので、そこに向かう途中にこの機械と出会いました。一目で、この機械の果たす役割がわかるようなものですが、デザインというか造りというかがかなり大胆です。

その用途は、道のアスファルトを切断するものだとは思いますが、この大きなのこぎりの歯には驚きました。思った以上に鋭くなく、逆にかなり鈍い印象があったのですが、一度高速で回転すると、両隣に砲身のように装備されているタンクから水がでるのでしょう。今日は時間がなくて、稼動している姿が見られなかったのですが、ちょっと見てみたい気になりました。

さてこの機械、Vermeerという会社が製造しているようです。さすがに業界が違うため、このメーカーの存在すら知らなかったのですが、アイオワ州が本社らしいです。きっとかなりの田舎なのでしょう。テストするのも大変ですし。

話は変わり、今、トヨタが大変なことになっています。僕はトヨタの車は今一好きになれなかったのですが、今回の米国での「仕打ち」を見ているとどうしても応援したくなりました。確かに日本は写真のようなヘンな機械を作るのは苦手かもしれないのですが、乗用車としては完璧な品質を作る技術と精神はあります。それを、今のような形で国とメディアが一体となって攻撃する様子をみて、とても胸苦しくなりました。米国は写真のような不思議な機械やデザインを創出するには優れているので、そこに集中すればいいのに。と思ってます。

February 01, 2010

ハイチ地震とTwitter


2月になりました。今週のニューヨークでは「Social Media Week」という名前にて、この業界関連でのちょっとしたカンファレンスがあります。複数の団体や企業が複合で主催するこのイベントに、僕もちょっと顔出してみようと思ってます。

今日参加したのは、「Social Media & the Haiti Disaster」というタイトルで、New York Times社が主催したパネルディスカッションです。どんな話になるのか、興味津々で会場に出かけると、パネリストの一人に、NBCのアンカーの一人 Ann Curryがいるのと、Doctors without borders (国境なき医師団)のコミュニケーションディレクターが出るのでちょっと興味が出ました。

Ann Curryは母が日本人のハーフで、NBCの中でもトップクラスのアンカーウーマン。特にジャーナリスティックな番組にて本領を発揮する、僕も好感を持っている人です。彼女は、ハイチ地震でも真っ先に現場に駆けつけ、朝のToday Showでそのフットワークの軽さを示し、報道としての使命を果たしていました。そんな彼女が、国境なき医師団のチームとどのようなやり取りが現地であったのか。かなり興味深かったのです。

が、話を聞いていて、自分の興味が徐々に薄らいできました。論点が、「Twitterがいかにすばらしく、Game Changerなのか」という方向に染まってしまい、citizen mediaの落とし穴や、事実と作り話が混同して拡散してしまう状況の怖さなどに展開しきれなかった点です。さらに、個人的には地震などの災害時に、携帯も通じず、ランドラインも遮断された状態で、現地からどうしてTwitterができるのか?等々、素朴な疑問もありました。

と、個人的にはどこかフラストレーションがあったものの、こうして大手新聞社による、時の話題を、時の人に話させる機会を作る姿勢に関しては、賞賛できることと思います。

January 27, 2010

新型インフルエンザ


昨年世界中で話題となり、その後急速に静かになったコトやモノの中で、新型インフルエンザはかなり上位にランクされるのではないでしょうか。このブログでもポストしましたが、ニューヨークから成田への便で、到着後機内の中に待機させられ体調をチェックされた経験がありました。

あの騒ぎはいったい何だったのだろうか?と思わせるぐらいに、最近では話題にすら出てくることがなくなりました。しかし、米国での資料を紐解くと今でも死者はでており、合計で300名以上亡くなっている事実もあります。

ジムでよく会う友人が、1月の初旬にH1N1の予防接種を受けたけども、どうもその後体調が優れない。と言ってました。彼曰く、同様の状況が友人、家族でも起こっているとのことです。予防接種が原因なのか、それともただの風邪なのかは不明だけども、ワクチンを疑いたくなる気持ちもわかります。そんな話をしたジムの帰りに、ドラッグストアの入り口でみたのがこのポスターでした。どうやらドラッグストアでもワクチンが流通できるほど、生産が追いついたということなのでしょう。

インフルエンザのワクチン接種。米国ではFlu Shotと呼ばれ、いたるところで可能です。効く効かないは、様々な意見がありますが普通のFlu Shotは今シーズンも接種しました。そもそも注射は苦手ですから、H1N1に関してはきっと受けないでしょう。

January 19, 2010

翻訳の今昔


年明けのニューヨークは比較的暖かかもしれません。時差ぼけと程よくつき合いながら、ようやくペースが戻ってきたような気がします。

今日、SOHOを歩いていたところ、写真のブティックを見かけました。いつからできたのかは不明ですが、Broadway沿いの賑やかな場所にある店です。目を引いたのが、日本語のサブタイトル「極度乾燥(しなさい)」です。日本語としてはかなりおかしいし、しかも「しなさい」が括弧になっているのもちぐはぐ。でも、「記号」としてはなかなか悪くないなと思いました。

中を覗いたところ、カジュアルで多彩な色使いな洋服が多く、それはそれで面白かったです。Tシャツのプリントでも意味不明な漢字の使い方、そもそもこういう文字があったのか?と思うような漢字もどきがあったり。と、かなりファンキーなショップでした。Webで調べたら、英国生まれ。UKの新しいモノを生み出す力は、ここでも生き残っていました。

米国に来てかなり経ちましたが、様々な場所でヘンな日本語を見てきました。遡れば、アンカレッジ空港の免税店のカタカナ交じりのヘンな日本語から始まり、韓国料理屋などで見かける謎の日本語メニューでした。でも、これらは印刷の写植技術やフォント類が充実してから、ほとんど見かけなくなったのです。ところが最近、こうした怪しい翻訳がまたまた復活しているような気がしています。Googleをはじめとする「機械翻訳」がかなり充実してきたからなのでしょう。5年前は全くあてにならなかった機械翻訳が、当時と比べるとかなりの精度に改良され、実際に利用されはじめているのでしょう。イノベーションはめまぐるしいですね。そんな中、この手の「ちょっとはずした翻訳」が、普通に違った形で利用されるような時代が来たのかもしれません。

January 12, 2010

2010年


すっかり遅くなりましたが、新年おめでとうございます。09/10年の年末年始は、比較的ゆったりと日本にいることができました。正月は毎年恒例の神社参りで、お祭りでもお世話になる実家の八幡宮に出かけてきました。

日本では政権交代、長引く不況、日本航空問題等々と政治経済においては明るい話を見出すことが少々難しいような状況でした。一方、正月恒例の箱根駅伝、大学ラグビー、高校サッカー選手権などの若者スポーツでは将来が期待される若者達の全力の姿を気持ちよく見ることができました。こうした活力が、政治経済の分野にも還流されることを願いたいものです。

今年1年、またいろいろなことが起こりそうです。そんな中、最も大切なのはやはり健康かもしれません。健康体あっての毎日ですので、まずは健康に、そして笑顔を忘れないような1年にしたく思ってます。

December 21, 2009

大雪


いよいよ12月も大詰めを迎えました。気候もすっかりニューヨークらしく、かなり寒い日が続いていたと思いきや、ついにスノーストームが到来しました。前回ポストした時は寒いながらも晴天でしたが、この週末は写真のように大雪でした。この雪は米国北東部を直撃して、ワシントンDC、ボルチモア、フィラデルフィア、ニューヨーク、ボストンといった北東部の大都市の空港を大混乱させたわけです。

クリスマス前の週末ということで、多くの小売店で、最後の大売出しを予定していたところ、この大雪により見事にその期待を裏切られたことになります。さらに、休暇を早めに取得する人達が空港で足止めを食らうなど、不便なことだらけの週末でした。僕にとっては、重要な予定もなく、ちょっとした雪を楽しむぐらいの余裕があったのが救いです。ニュースでも空港で足止めされた人達のコメントが多く報道されてました。

今日は寒さも一段落し、道は解け始めた雪で歩きにくくなってます。この中を、ゆっくりと転ばないように歩くのもニューヨークの冬のシーンなのかもしれません。

December 15, 2009

買い物


今年の年末は、仕事が何かと忙しくなり、ブログポストもしばらく滞ってしまいました。先週末は、出張で東京から来た仕事仲間を連れて、郊外のアウトレットに出かけてきました。

12月の土曜日ということで、かなりの混雑を予想し、マンハッタンを7時半出発という強行スケジュール。おかげさまで混雑も回避でき、駐車場もがらがらのまま目的地にたどり着きました。気温は氷点下というかなり寒い日でしたが、その分空がきれいで気持ちがよかったです。

さて、買い物です。僕は買い物は嫌いではないので、こうしたアウトレットをぶらぶらすること自体は楽しめます。ただ、ブランドに対しては「わざと避けたい」ようなひねくれものなので、ブランド店を覗いては、どんなものがあってどんな人がいるのかを観察する程度です。今回驚いたのは、早々から行列ができているブランドが2つありました。一つはカバンのCoach。もう一つはブーツのUGGです。Coachは知っていたのですが、UGGというオーストラリアのブランドは読み方さえわからず「うぐぐ?」と読んでみたり。でも、かなりの長い行列だったのでその人気度がわかります。

朝9時に着いて、夕方3時頃までゆっくりいろいろと歩き、東京からの同僚達は為替のヘルプも手伝い、それぞれの買い物に満足されたようです。やっぱり、よい買い物をすると皆Happyになるようで、帰りの車の中も疲れ半分、興奮半分で楽しい土曜日を過ごすことができた次第です。

December 03, 2009

Wired Store


12月になったのですが、比較的暖かく感じる今年の冬です。今日は、Meatpacking Districtにある Wired Storeを見てきました。インターネットの黎明期から、雑誌を通じてテクノロジーやビジネスの一歩先をCoolに伝えてきた雑誌がWiredですが、そのショップということで、以前から行かねば!と思っていた場所です。

流行のMeatpacking Districtにあるのも何か面白いな。と、思いながら店の中を覗くと、なかなかこれが面白いワンダーランドでした。比較的ガジェットが好きな僕にとっては、置いてあるものがそれぞれ興味深かったです。電動オートバイからiPhone用の充電器、そしてレゴのブロックまで、欲しいなと思うものと、Coolだなと思う両方を上手に紐つけて展示(販売?)しています。

MOMAなどの美術館とは全くコンセプトが異なるのですが、これも一つの美術館や博物館の形なのかもしれないな。と思いました。簡単なワークショップなども非定期に開催しているようで、家からも近いのでこれからも時々顔を出しつつ、最新のガジェットトレンドをUpdateしていくには丁度良い場所になるでしょう。