June 16, 2008

ウォータータワー


15年という期間が長いのか短いのかはさておき、これだけの期間ニューヨークに暮らしていながらも、わからないことはまだたくさんあります。写真はソーホーの入り口、ブロードウェイとハウストンとの交差点です。DKNYの壁広告はかなり長い間この地域のシンボルでしょう。が、今日はその上に立っている「ウォータ・タワー」が主役です。

ニューヨークを上から眺めると、多くのビルの最上階に木製のウォーター・タワーがそびえ立っていることがわかります。僕は過去長い間この物体が気になり、かつとても不思議でした。水をためておく桶だということは容易に想像できたのですが、この文明が進んだ今、何故どこも決まって木製なのか?という疑問です。以前住んでいたブルックリンのアパートでは、このタワーの老朽化が原因で屋上から水が漏って大騒ぎになったこともあります。

で、その疑問を見事に解決してくれたのが、テレビでした。時に右よりなテーマになるため、あまり好きではないケーブルネットワーク局のDiscovery Channelにて放映しているシリーズモノ「Mike's Dirty Job」にてこのWater Towerを取り上げたからです。この番組、主人公のMikeが、米国で考えられている「汚い仕事」に挑戦し、その仕事内容とそこで働く人達を紹介するという半ドキュメンタリー番組です。なかなかよく出来ていて、思いもがけない仕事の紹介や、そこで働く人達のストーリー。Mikeが一緒に働くことで生まれる連帯感等々、テレビ側の人と一般参加者が対等にコミュニケーションをする、日本にはできない創りとなってます。

テレビ番組の日米の違い話はさておき、ウォータータワーが何故必ず「木製」なのかこの番組でしっかりと教えてくれました。軽くて作業がしやすいステンレスやその他強化プラスチックを以前試したことがあるようですが、木に比べると「もち」が悪いようです。これには驚きでした。木の方が長持ちし、かつ衛生上優れているようです。20年ほどの寿命を終えたタワーは、人手によって解体され、そして同じ場所に新しいタワーが造られます。冬の寒く風が強い日には、手先の感覚が麻痺することも多いそうですが、地道な作業は1年通じて行われるようです。まだまだわからないことは多いですね。

1 comment:

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