August 27, 2011

リトルリーグ ワールドシリーズ


Come on Irene! ニューヨークは嵐の前の静けさなのか、土曜日の午後2時過ぎですが、まだハリケーンの様相はありません。予報では今日の夕方からのようです。

おかげさまで、家でゆっくりした休日を過ごしています。が、ここから車で4時間、西に行った場所では、野球少年たちのアツい夏が繰り広げられています。それは、リトルリーグの世界選手権なのです。実は過去数十年間にわたり、こうしたリトルリーグの世界選手権は開催されています。その中でも、日本は常連で、過去多くの球児がこの Williamsportの地を経験しています。

そして、今年の日本代表チームは、僕の出身地の隣町、浜松からなのです。今日のメキシコ戦にて無事勝利を収め、いよいよ明日は米国優勝チームとの一騎打ちにて、世界チャンピオンが決まるわけです。とても素晴らしいことです!時間があれば、浜松の試合を見てました。子供たちのはつらつとしたプレーに感銘を受けたのは当然ですが、コーチ(鈴木さん)の選手に対する態度がとても好感がもてました。米国の解説者達も皆同じです。僕にとってはコーチが選手に語る言葉が、もろ遠州弁であるのも感動です。米国解説者は日本語、もちろん遠州弁は理解できないのですが、多分コーチの笑顔とそれを聞く選手の表情にて評価しているのでしょう。

ここ十年以上、追っかけているこのイベント。実はとても貴重なプログラムです。日本での放送に向けて、動くべき時であることを改めて感じています。

August 26, 2011

ハリケーン


ここ数日、ニューヨークはハリケーンIreneのニュースばかりです。明日からの土日の週末にかけて、巨大なハリケーン(その名もIrene-アイリーン)が東海岸を北上し、ニューヨークに直撃する予定なのです。

ニュースでは、市長も、州知事も、そして連邦のスタッフも登場し、このハリケーンへの警戒と準備を訴えています。最も重要なのは、ニューヨーク市長の判断でもあるため、Bloomberg市長がテレビで市民に対して様々な説明をわかりやすくしているのには感心です。

ハリケーンはゆっくりと北上するため準備期間が十分あります。巨大ハリケーンに備えて、週末には地下鉄やバスが止まることになりました。これも市長の判断です。交通機関が止まるということは、ほとんどの店が機能しなくなるということで、この週末は自宅で過ごすか、もしくはマンハッタンを脱出するしかないのでしょう。どう過ごすにしろ、とりあえず食料を確保したかったので、金曜の会社の帰りにスーパーに寄ってみると、なんと長蛇の列です。皆、考えることは一緒なのですね。

問題は週末です。でも、僕の心の中では、こうして事前にしっかりと告知して、準備をしている場合には、大きな被害をもたらさない。と思い込んでます。それゆえ、安心している。というのも事実でしょう。「備えあれば憂いなし」の心境です。一方で、地震と津波といった、突発的な災害の被害にあった方々を思うと、とても哀しくなりました。

August 19, 2011

富士宮やきそば in Manhattan


ニューヨークは朝晩が涼しく感じられ、日も若干短くなり、秋を感じさせる天気に変わりつつあります。そんな中、昨晩は写真の「富士宮やきそばの会」に参加してきました。

ニューヨーク静岡県人会からの誘いであったことと、僕自身「富士宮やきそば」に関してはほとんど無知だったので、興味があったのです。そもそも、僕が静岡にいた30年前には、「富士宮やきそば」を聞いた事がなかったのです。最近のご当地グルメブームの火付け役になったと、風の噂で聞いた程度でしたので、自分の目で確かめてみたかったのです。

今回「富士宮やきそば」チームは、昨晩の屋内お披露目会と日曜日のストリートフェア出店という、2種類のイベントを目的にニューヨークに来ました。写真には民間の団長の方、行政のリーダーの方、そしてミス富士山が写っていますが、その他にも実際に調理する方々も数多く来られてました。

静岡県人の暖かな雰囲気の中、皆様の挨拶や「富士宮やきそば」の由来や流れの説明があり、試食となりました。初めて口にした富士宮やきそばは、麺のこしが特徴的なおいしい焼きそばであり、一気にファンになった次第です。前市長などのお話もとても楽しく、富士宮市の活気をここニューヨークで触れる事ができたのも、何かとても不思議でかつ楽しい経験でした。日曜日にはマディソン街に出店するようなので、時間があれば是非訪ねてみたいと思ってます。

August 09, 2011

Tobio


夏の忙しさと休暇モードに便乗して、ブログもすっかり休んでいました。今は、休みをかねて日本にいます。さすがに暑いですね。でも、この暑さはもちろん予想していたことで、驚くわけでもありません。

日本ではなるべくゆっくり過ごせるように思ってました。甲子園球児の炎天下の中プレイする姿を見てはすごいなと思い、東北地方で開催されているお祭りの力強さに涙をしつつ、今日は写真にある浜松市民プールに出かけてきました。

730円の入場料を支払うと、そこは驚きだらけの空間です。まずは、50mプール。もちろん世界認定の規格でもあり、水深も可変式。同様に市民プールの色も出していて、屋外屋内の子供向けプールも充実。さらには、サウナやお風呂なども含まれた複合水泳施設なのでした。これも、日本が生んだ「トビウオ」古橋氏出身の地を祝って造られたものなのでしょう。こんなに充実した施設が僕の Hometownの隣にあるのには脱帽です。

普段から泳ぐ場所や環境に敏感な僕にとって、今日の出来事は今迄で最も充実した Swimming施設としてこの「Tobio」が再び訪れたい施設として固く位置づけられました。次に来れるのはいつの日か。その時を心待ちにしはじめた一時でした。