February 12, 2010

SOHOのKing's Road


今週は大雪に見舞われたニューヨークですが、天候も回復し、道の雪も少しずつとけはじめ歩きやすくはなってきました。ただ、油断は禁物です。気温はあいかわらず低く、ちょっと気を抜くと滑って転んで怪我することもありえます。数年前にも友人が大怪我しましたし。

先日の昼間、気分転換にSOHOを何気なく散歩してみました。写真のように雪も少し残ってますが、さすがにこのエリアは歩きやすいように整備されてはいました。Wooster Streetにて、写真の中にあるのぼりのような紅白の旗が目に入り、何だろうと思いきや、そこはKing's Roadという名の家具屋でした。殺風景なScaffoldのパイプをうまく利用して、気の利いたアクセントに目が惹かれたのでしょう。

また、その店の名前やロゴがなんとも懐かしく感じました。King's Roadと言えば、子供の時に好きだったパンクロックのメッカではないですか。中高生の思い出なので、それが果たして本当なのかどうかは不明ですが、Punk Rock = London = King's Roadという想いが駆け巡りました。数年前仕事でロンドンに行ったときも、この響きに誘われてKing's Roadに行ってみたのですが、想像(期待?)していたのとはちょっと違った感じがあり、何とも複雑な気持ちだったことを覚えてます。

ここはNew YorkのSOHOだし、ロンドンとは異なるのですが、なぜか一瞬にして懐かしさを覚えた一時でした。実際に店を覗いてみると、セレブリティ達だけが買えるような高価な家具が贅沢に並べてあり、仕事途中で抜け出した僕などは、全くお呼びではないような雰囲気ということをつけ加えておきます。

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