March 03, 2011

伝統それとも保守的?


毎回、天気の話から始めてしまうこのブログですが、長かったニューヨークの冬が、少しずつ終わりを迎えようとしています。帽子や手袋は、一旦役割を終えることになるでしょう。と思いきや、今日はまたとても寒くなり、なんとも歯切れが悪いです。

ちょっと時間が経ってしまいましたが週末は、大学の古い方のジムに出かけてきました。プールを中心に利用するのですが、新しい方は水泳部や水球部が時折試合をする理由上、週末に利用できない場合もあります。そんな時は、古い方のジムに行きます。古いと言っても30年程前に建てられたビルなので、今でも普通にフル稼働しています。

この土曜日、その古いジムに入館すると、普段と雰囲気が違うことに気がつきました。男子バスケ部の公式戦があったのです。写真がまさにその様子です。ピンぼけしていて見えにくいかもしれませんgな、フロアには、即席の観客席が作られ、ブラスバンド部が勢いよく演奏をし、チアリーダーの声も聞こえます。学生の応援以外にも、親やOBなどの年配の人達も見かけます。

いつものジムの散々とした雰囲気とは全く違うことに驚かされたと同時に、もう一つすぐに頭に浮かんだコトがありました。「米国の映画でよく見る学生バスケ回想シーンそのもの」だったのです。大人になった主人公が昔の自分、特に体育館でのバスケットシーンを思い出す場合にいつもでてくる、あのシーンだったのです。やはり、この国は保守的と言ってもいいのかな?それとも「学生バスケとはこういうモノだ!」という、確固とした伝統を守る気概なのか、よくわかりません。それはそうと、試合をちょっとみたのですが、お世辞にも強いとは言えません。でもダンクができる選手がいたのにはホッとしたのです。

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