December 14, 2011

サウナトーク - 3

12月も中盤を迎えると、パーティーやらなにやらで昼も夜も忙しくなります。今年も変わらずその状況になってきました。一年の終わりというのはこうでなければ。と、思い楽しみながらも、体力的には辛くなってはきています。

さて、今日のサウナでは、こんな会話が、医学部の若手教授と経済学部の老練教授との間でされていました。

医学部「最近は忙しいけど、充実している。マラリアの研究でインドにLabがあり、そこで集めたサンプルを私達やハーバードなどと共同で研究している」
経済学部「今日はとてもうれしい。なぜならば、先ほど息子の最後の学費を送金してきたから。これでもう送らなくてすむ」
医学部「どの学校だっけ?」
経済学部「Whartonの Undergrad」
医学部「就職は?」
経済学部「Barclaysで不動産の投資銀行。息子が就きたかった仕事ができてよかった。Law Schoolを卒業した上の息子は、市の法務に勤務することになり、それもよかった。今は弁護士は就職が難しいから、これで安心だ」

ということです。Occupy Wall Streetがまだ相変わらず進行中で、欧州の通貨危機、雇用情勢の良いニュースがない中、この暑いサウナルームのこの2人の会話は、どこか別世界でした。

No comments: