February 15, 2012

サウナトーク - 6. 若さ故

今日は、体育会レスリング部の現役学生が、入れ替わり入って来ました。米国では思いのほかレスリングが盛んであり、過去仕事の上司や同僚が、レスリング経験者であったので、ここにもいたか。と、思ったわけです。

最初の学生は3年生。体格も大きく、155 lbのGreco-Romanと言ってました。次の学生はまだ1年生で、体も小さく120lb のCollegiateとのことです。Collegiateとは米国で主流のスタイルで、有名なGreco-Romanとはルールなどが異なっているそうです。サウナ内にいたギリシャ出身の年配者が、昔Greco-Romanをしていた。と、懐かしげに言ってました。

皆汗をかきながらの話題はもちろん減量です。155lbと120lbの選手達は、通常の体重はそれらクラスよりも 5kg-10kg多く、試合のためにひたすら絞るとのことです。 また、シーズンが9月から始まり、数ヶ月にわたるため、その期間はひたすら減量し続けなければいけない。と、話してくれました。しかも減量とは「食べない。飲まない」ということだそうです。僕を含めた年配者達は、その若者の言葉にひたすら感動。もちろん成人病予防にそれぞれ苦労はしているつもりだし、こうしてサウナにいるだけでもましなおじさん達ではあるものの、目の前で若者の減量話を聞くと、顔を見合わせ「俺にはできない!」と首をふるだけでした。

1年生の彼は、シーズンが終わったらSan Joseの実家に一旦帰るのが楽しみ。と言ったところ、「母さんにご飯を作らせなくていいから親孝行だ!」と、冗談を言ったおじさんも見事でした。

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