July 23, 2007

中国製オートバイ


最近、中国に関するニュースをたびたび耳にするようになりました。当然経済成長の話も多いのですが、同時に米国に輸入される食品や電化製品類に関する安全基準の緩さが問題になっているのも事実です。テレビニュースでは、魚類、甲殻類、野菜などが米国食品基準外の抗生物質を含んでいるケースが多いようで、輸入時の検査で入国不可となり、そのまま本国へ送り返されるケースが後を絶たないようです。ニュースではさらに、一旦送り返した物品がそのままUターンする形で再び米国の税関に入ってくるケースもあるようです。

オートバイ好きな僕は、ニューヨークで見かけるオートバイにはとても敏感です。この写真は、近所に停めてあったモノで、人工的なカウルの色、安っぽいメタル塗装等、電気なのかガスなのかわからないエンジン等々、おもちゃのようで今まで見たことのないオートバイでした。持ち主がいれば質問したのですが、残念ながらどこにも見かけなかったので、ひとまず写真にとっておいたのです。

なんと、中国メーカーによるオートバイということが後でわかり、ちょっとした驚きでした。かなり昔、日本のオートバイメーカーが中国でのコピー製品に手を焼いているというニュースを聞き、驚きと同時に失笑させられました。そして経済力がついた今、ついにここまでこれたわけなんでしょう。しかし、このデザイン、なんというか妙だと思いませんか?エンジンはどんな音なのか、乗り心地はいかなるものか、とても興味があります。

1 comment:

Anonymous said...

Very interesting, Muramatsu-san! This is the first I've heard about Chinese motorcycles, although with a 250cc motor and CVT transmission, "motorcycle" may be debated. Based on those specs and appearance, I'd rather ride a Vespa instead. :-) I enjoyed the story! --Shig