August 17, 2007

スーパーカー


タイトルに「スーパーカー」と書いてみて、もしかしたらこの言葉は死語になっているかもしれない?と思ったことはさておき、とある真夏のマンハッタン。さりげなく停めてあったオレンジ色のスーパーカーに、往来の人々の目が奪われていました。僕もその一人、これがランボルギーニか?と思いながら、自然とその車の色と形に吸い寄せられました。

ダウンタウンでも比較的通行人や交通量の多いこの一角、ビルの修復中にテンポラリーに掲げられているビニールの広告には「SLEEPY'S」とあります。ニューヨークのみならず、米国生活経験者であればピンとくるこの店舗。実は全米展開のマットレス専門小売チェーンです。スーパーカーのオーナーがSLEEPY'Sでマットレスを買うという状況はなかなか想像しがたく、このコントラストがとても愉快でした。つまり決して高級とはいえないマットレス屋に、スーパーカーで乗りつけ、平気で路上駐車する人。きっとなかなかの人間なのでしょう。

車にさらに近づいたところ、もう一つ面白い発見がありました。写真では見えにくいのですが、フロントグラスとワイパーの間に、駐車違反のチケットがあったのです。きっとメーターにコインを入れてなかったのでしょう。車の周りには僕も含めて野次馬や見物人が数人いて、このチケットを見るや否や、それぞれが感想を言い合い、見知らぬもの同士が人の車を肴にあれやこれや、雑談に華が咲きました。こういう場合、ニューヨークは俄然愉快になります。いろいろな人が、いろいろなコトを言い、中には自分の発想を覆す考えがあったりするのです。近くのオフィスに用事があり一旦その場を離れ、しばらくたって戻ってきたところ、スーパーカーはすでになくなってました。もちろん人だかりも消えてます。僕が昔経験したような「レッカー移動」でもされていたら、またその場でいろいろなコトを言われるのだろうな?と思い、そうなって欲しいと意地悪な思いのままランチにでかけました。

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