October 15, 2008

いよいよ大統領選


充実した休暇を終えて、ニューヨークに帰ってきました。思いのほか暖かで、これも温暖化の影響なのでしょうか。さて、米国では11月4日の大統領選挙に向けて、最後のラストスパートという感じがでてきました。今晩も最後の公開討論会がここニューヨークは、ロングアイランドのHofstra大学で行われます。そういえば、何故公開討論会が開かれる場所は大学が多いのでしょうか?とてもいいことだと思うのですが、どなたか理由を知っていたら教えてください。

僕自身米国に来て3度目の大統領選挙です。永住権はあっても選挙権はないので、傍観者にしかなりえないのですが、やはり興味があります。ただし、前回2回とも応援していた候補が両方負けてしまい、顔も見たくない大統領が勝ったシーンは今でも覚えています。ワールドシリーズでヤンキースが負けた時のような脱力感とも言えたでしょう。

今回ももちろん、Democratを応援します。どんなに米国に長く居ようが、こぶしを握って「USA!」と叫ぶ自分が想像できないですので当然かもしれません。つい最近までは候補者の論点はイラク問題が中心となっていたのですが、ここ最近の状況から、軍備から経済問題まで幅広くカバーする必要がでてきました。それ故、討論会の重要性が浮き出てきたように思えます。Republicanはペリン州知事という意表をついた副大統領候補を指名してきたのですが、この非常事態の中、「ブッシュよりも頭が悪いかも」という噂が絶えません。確かにひどいです。

下馬評では、オバマ上院議員が有利とされていて、それはそれで嬉しいのですが、過去ケリー州知事などの例もあり、実際に11月4日の夜になるまではわからないのが選挙戦です。あと3週間、せっかくなので最後の攻防を楽しんでみようと思ってます。

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