April 11, 2008

ニューヨーク市は広い


4月に入り、ようやく冬から抜け出た感じがしてきました。今日は陽気にめぐまれたため、借りていた通信機器を店に返すために、地下鉄に乗って遠出をしてきました。写真がその駅です。

地下鉄でいうとLトレインのブルックリン側終点の1駅手前です。以前、ブルックリンに住んでいた時期にこのLトレインはよく利用しましたが、住んでいた場所がマンハッタンを越えて一つ目のBedford Ave駅だったので、ここまで深くLとレインに乗ることははじめての経験でした。

駅をおりてみると、空き地があったり、道がやたら広かったり、歩いている人達はまばらだったりと、全くの別世界で、ここもニューヨーク市なのか?と錯覚するような不思議な土地でした。ニューヨークに住み始めて15年。地下鉄は毎日乗っているのですが、降りたことのない駅は多分全体の8割くらいあるかもしれません。マンハッタンに住み、職場もマンハッタンの場合、よほどのことがない限り地下鉄で島の外に出ることはありません。また、ブルックリンに住んでいたといっても、写真のブルックリンと住んでいた場所では全く様相が異なります。

と、不慣れな路地を歩きつつ、15年住んでいてもやはりマイノリティなんだな。と自然と納得した時間でした。

1 comment:

Anonymous said...

先月、私は2年半ぶりに故郷東京に戻りました。子供の頃から見慣れた風景でも、他の土地で生活することで価値観がかわると新しい発見があって面白いです。生活の拠点がどうあれ、部屋の中にいるよりは外に出て空気に触れてみるだけで意外と面白いことに出会えるのかなと思いました。