December 11, 2008

不景気


12月も中盤に入りました。ニューヨークももっぱら不景気の嵐が吹き続けており、市場を騒がせているレイオフの話だけでなく、市としての縮小財政、コスト削減、増税など、ニュースといえばこんな話題ばかりです。つい最近、Citiなどの大手銀行やATTの大規模レイオフを聞いたと思えば、今日もBank of Americaの3万5千人削減、そしてYahoo!のネクストラウンド等々、暗い話しか聞こえてきません。

そんな中、つい先日ニューヨークのメディア関係者の集いに参加してきました。こうして同じ業界の人間が集まることは、業界全体の状況を確認し、それぞれの会社のスタンスを知ったり決めたりするのには大変有意義な会です。もちろん競合企業が集ってはいるのですが、そこは米国。お互いゆるくかつ、リラックスした雰囲気で会は進められます。

このような経済状況では、こうした会は別の意味も持ちます。もしチャンスがあれば他の会社への移動するネットワーキングということですね。今現在のような世界全体かつ産業全体を直撃している不景気の場合には、空いているポジションの余裕すらないはずですが、とにかく少しでも有利な状況に向かうためにも、あえてネットワーキングは必要なのでしょう。最低でも1年は続くと言われているこの不景気ですが、好転するころには広告業界の構造ががらっと変わるような気がしてならないのは、私だけではないと思ってます。

1 comment:

Anonymous said...

バルサファンですか?どこのsport barでバルサの試合を御覧になられていますか?明日を思うと気が気でいられません。本当はカンプ・ノウに行こうと思っていたのですが、部下のホノルルマラソンに負けました。