September 18, 2009

クルーズ パーティー


昨晩は前職の同僚から招待された、マンハッタン洋上パーティーに参加してきました。彼は、データ分析の会社を立ち上げ、インタラクティブエージェンシーを顧客としたビジネスにて成功しており、時折会っては情報交換などをしている仲で、今回もその経緯で招待されたわけです。

East River側にて午後6時に出発するこのクルーズは、3時間かけて島の南端から西側のHudson Riverまで回り自由の女神に近づいてEast Riverに戻るというコースでした。その途中、アルコール類は飲み放題、立食からバッフェ形式のテーブルディナーという内容にて、約60名程度が2階建ての船に乗ってのことでした。

マンハッタン島を回るクルーズは観光用に種々あって、僕も来た当時に一度だけ付き合いで乗ったことがあり、それ以来でそれなりに楽しめました。15年前のことはほとんど覚えていないのですが、船からマンハッタン島を見て、「昔この辺に住んでいたなぁ」とか「あっ、外からみるとこういう景色だったんだ」などと新しい発見があったりするものだな。と、夜風を浴びながら、初対面の招待客らと仕事の話などで楽しんでいました。が、お酒も進みトイレに行くと、そこはまた別世界でした。そうなんです「船酔い」チームがうつろな目をしながら行列をなしているわけですね。トイレは男性用と女性用とそれぞれ一つしかなく、男性も女性も「seasick」になった人達はかなりつらかったはずです。話しかけても、意識朦朧でマンハッタンのきれいな夜景どころではない状態の人達が多分2割はいたのでは?と思います。

クルーズパーティーは、気持ちがいいイベントだし、逃げ場のない船で時間を共有するため、知り合いを作る意味では効果的でしょう。ただ、こうして辛い人達もかならず出てくるため、気をつけないといけないでしょう。たまたま僕は船には強い方なので助かったのですが、揺れがもっとひどかったらかなり悲惨なパーティーになる可能性もありますね。まぁ、2割がぼろぼろになって、それがクライアントであっても、あまり後を引かないってのもアメリカらしいな。と思います。

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