November 03, 2011

サウナトーク - 2

Georgia州出身のプール仲間がいます。速いスピード、当然フォームも自然できれいだな。と思っていたのである時聞いてみたら、昔水球をしていたとのこと。彼は、Atlantaで生まれ育ち、子供の頃から泳ぎが好きで、高校時代にはスイミングチームと水球チームにて活躍したようです。怪我が理由で、水球からは遠ざかったのですが、泳ぎは続けている。といったことを、フォームの話などを交えプールで話す程度の仲でした。

そして、その彼とサウナにて偶然2人になりました。「学生だよね?」と聞くと「Yes」とのこと。で、「専攻は?」との問いに「作曲」とさらりと答えたことに、まずは驚きました。僕の固い頭の中では、「水球」と「作曲」は共存しないモノだったからです。水球はかなり激しい「水中の格闘技」。そして作曲とは、繊細な「Artistic」な分野と決め付けている、かなり固めのステレオタイプでした。サウナの暑さも手伝ってか、彼と話しているうちに、なるほど、こうしたセットもあるものなんだ。と、その硬さが自然に解けてきました。

そして、「今大学院にapplyしている」と言うので、「どこに行きたいの」と聞くと、「Yale」と一言。彼曰く「今の学校も決して悪くはないけど、奨学金が出たから、Yaleを断って入った。大学院は本来自分が行きたかった学校に行きたいから、トライしている」と軽く言いました。素晴らしい。自分の大学時代に、果たしてこのような発想ができていたのか?ジムで体を鍛えつつ、自分の将来に、自分の力でチャレンジしている彼の姿を見て、この国はやはりまだまだ成長する余地がありそうだな。と思いました。

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