November 27, 2006

バルセロナ


感謝祭の休日を利用してバルセロナに旅行してきました。ガウディ、ダリ、ミロなどの天才芸術家の作品を鑑賞したり、本当に遅くまで開いているレストランでカタルーニャ料理やワインを堪能したりと、かなり忙しくも充実した旅行でした。

その中で帰米後の今でもシビレ続けているのが、FCバルセロナの試合をホームスタジアムCamp Nouにて観戦できたことです。コーナーキックに程近い5列目の席が入手でき、目の前であのロナウジーニョ(写真)やデコがプレイをしたのです。試合は4対0でバルサの圧勝。しかも4点目はロナウジーニョのオーバーヘッドシュートという超特典付きでした。10万人の観衆のロナウジーニョ・コールは今でも耳に焼き付いています。今まで見たことのないハイレベルなサッカーに加え、ホームチームを本気で愛する10万人の大観衆の真剣な態度には脱帽です。僕の故郷の磐田が、いつかこのレベルにこれるようひそかに願ってます。

さて、この5日間の旅行で改めて認識したことは、旅行で目立つ人達のコトです。日本を含めた韓国、中国などのアジア系グループは同じような格好をして大勢で移動しており、確かに大変目立ちます。しかし、それ以上に私が感じたコトは、アメリカ人のグループです。美術館や博物館のように静かに鑑賞すべき場所、駅、電車、空港などの公共施設、そしてレストランの中。こうした場所で大きな話し声や笑い声が聞こえる場合は十中八九アメリカ人です。他人のことを考えず、ユニバースの中心にいつでも自分を置く人たち。パリやベルリンなど他の欧州都市でも同じ体験をした私としては、「粗雑なアメリカ人」をここバルセロナでもまたまた感じた旅行です。

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