December 22, 2010

2010年


相変わらず寒いニューヨークです。一足早いのですが、今日で僕の2010年の仕事はおしまいです。それぞれの人が、いろいろなコトと出会った1年だと思いますが、もちろんそれは僕にも言えます。その瞬間は喜んだり、悩んだり、悔しがったりとしたはずですが、こうして最終日を迎えると、「あぁ、あっという間の一年だったな」と、ぼんやりとしか思い出せないのも不思議です。もしかしたら、意識的に思い出そうとしないのかもしれません。

その中で一つだけ感謝しなければいけないことは、「健康でいれた」ことでしょう。やはり「健康」でなければ、仕事、五感、コミュニケーションの様々な場においての喜怒哀楽を存分に享受できないのかもしれません。今年の初めに、外傷を治すために、日帰りの簡単な手術を数回にわけて行ったのですが、この経験からも、余計にそう思ったのでしょう。

と、健康さにすっかり甘え、この年末は様々なパーティーに参加してきました、その中の一つがこの写真です。ニューヨークでも今流行のMeat Packing Districtにあるクラブでしたが、ビートの違いはあるにせよ、何故か磐田のお祭の夜の雰囲気とあまり変わらないな。といつも思ってしまいます。Meat Packingのクラブと磐田の八幡宮。人種も内容も全く異なるVenueですが、人が求めるものはもしかしたら何ら変らないのかもしれません。健康だった2010年に感謝して、新しい気持ちで2011年を迎えたく思ってます。それでは皆さん、よいお年を。。。

December 21, 2010

露店


寒い日が続いています。最高気温でもせいぜいプラス1度くらいの日々が、数週間続くと体も慣れてくるのかもしれません。ニューヨークの街全体が、様々な飾りやイルミネーションできれいになり、なにかと忙しく動いている人々にもまれていると、12月の寒さはあまり堪えないのでしょう。同じ気温でも、1月や2月はかなり堪えます。不思議なものです。

街の人ごみは激しさを増す一方なのに、それだけ狭くなっている歩道に、所狭しと露店が並んでいるのも、マンハッタンの一つの景色です。スカーフ、DVD、ヘンな形の水パイプ、お香等々いろいろ今まで見てきたのですが、この写真は初めてでした。ボタンと書いてあります。実はボタンというよりもバッジなのですが。

ピースマークを筆頭に、格言を風刺した言葉、大統領のデフォルメなど、様々なバッチがぎっちり置かれています。一つ一つの絵は格別なものではないのですが、こうして数を増すことでひとつのアートになるような気がしました。売っている人は、そんなアートのことなどあまり関係ないようなタイプでしたが、それも一つの良さでしょう。果たして、このバッチを誰が買うのだろうか?そして、売上げはいくらなのだろうか?と、お世話なコトを思ったりしましたが、何とも気が抜けていて、ほほえましい露店でした。忙しい年末にほっとさせる一時だったのかもしれません。

December 13, 2010

水の話


12月もすっかり中盤です。ニューヨークは最近めっきり寒くなりましたが、まだまだ耐えられる寒さなので余裕はあります。写真は、今日街角で見かけた水道管問題です。こうして水が止まらなくなって、池ができてしまう状況を、ここニューヨークではよく見かけます。

以前にも水の話をしたことがありますが、今日この光景を見て、少し胸が痛んだので写真を撮ってブログに取り上げました。というのも、週末に友人宅でパーティーがあり、そこに来ていたアラスカ州出身でシドニーにて長期生活していた友人の言葉を思い出したからです。以前、オーストラリアは水問題が深刻だと聞いていたので、その質問をしたら、「その通り!」と答えがあったのです。

例えばシドニーでは水道を出しっぱなしにしておくと、「ちゃんと止めよう」と誰もが普通に注意するとのことです。この話は欧州でも聞いたし、日本でも子供の頃良く言われたことを思い出しました。彼も言っていたのですが、米国ではいろいろなモノが豊かなので、当然のように無駄に使ってしまうのだけども、シドニーでは違った。ということです。そんな話をしたばかりだったので、このように水が無尽蔵に流れているシーンを見ると、どうしても胸が痛くなってしまいます。事故なので仕方のないことですが、止めるために、もう少し真剣に働いて欲しいなと思ったわけです。

December 06, 2010

ツリーの下での会話


12月もいよいよ本番。ニューヨークでは恒例の大きなツリーへの点灯式も終わり、日々Rockefeller Centerは大賑わいのようです。人ごみが苦手な僕は、普段はこの場所に来ないのですが、昨晩はバルセロナ生まれの建築家の友人が子供を連れてQueensから出てくると言うので、待ち合わせしました。

久々に見るツリーは確かにきれいでした。大きいし、いろいろな色に光っていて、これをみて「きたない」という人はおそらくいないでしょう。ただ、この人ごみにはうんざりです。まぁ、この時期、マンハッタンの中心でこのツリーですから、「混んでない」なんてことはありえないので、仕方がないことです。

そして、そんな混雑の中、無事友人と会うことはできました。バスク旅行の話、El Clasicoでの大勝の話、カタルーニャの選挙の話、いつも通っていたバーの話等々、短い間でしたがツリーのキレイさに見とれている暇もなく、最近の話のキャッチアップで忙しく、人ごみに流れながらあっという間に時間が経ってしまいました。お互いに違う国から来て、ニューヨークに住み、忙しい日々を送っている友人同士の時間なんだな。と、寒いながらも思った夜でした。

November 30, 2010

Txakoli y Pintxo


感謝祭の連休を利用して、スペインに行ってきました。バルセロナにてEl Clasicoを観戦!と言いたいのですが、今回は北部はバスク地方を車で回り、RiojaワインとPintxoなどのバスク料理を楽しむことに徹底しました。

米国以外の土地で最も多く訪れているのがこのスペインなのですが、今回のバスク地方では新しいスペインを発見しました。土地が豊かで、風光明媚な景色にとても恵まれていることがわかったのです。海岸線と幾重にも連なる丘陵の間をひたすら走ることで、その自然の豊かさを感じてきました。もちろん食事やワインも格別です。一言でいうと、とても充実した旅行だった。ということですね。

写真はバスクの海岸都市、San Sebastianでふらり立ち寄ったBarです。ガイドブックにあるように、街のいたるところにこうしたBarがあり、ワインやPintxoなどが気軽に楽しめます。Pintxoは写真のような食べ物で、パンの上にいろいろな具が乗ってます。まさに寿司です。そして、タイトルにある Txakoliとは今回初めて知った、バスク地方特有のスパークリングワインです。ドライなTxakoliは食前酒として重宝がられているようで、このPintxoとばっちり合います。そして、Riojaの赤ワインへとつなげる、ご当地ワインリレーを滞在期間ひたすら堪能してきました。

と、食べ物の話ばかりで恐縮ですが。それほど、僕にとってのバスク地方は新鮮だったということですね。もちろんバルセロナが最も好きな場所ですが、他にもこんな魅力な場所があったのかと、ますますスペインに吸い込まれていきそうな気がしています。ニューヨークに戻ってきて、早速El ClasicoをTivo観戦。5対0の圧勝に再び感激し、すっかりとスペイン一色になってしまいました。

November 22, 2010

初雪?


今週後半は感謝祭の連休ということで、心なしか街はすいているような気がします。オフィスでも全体的にスローな週です。マンハッタンのThanksgivingは恒例のMacy'sパレードがあります。この時期は、普段はかなり冷え込むことが多いのですが、ここ数日のニューヨークは比較的暖かです。

今日はランチミーティングのために23丁目のMadison Square Park界隈に出かけてきました。思った以上の陽気となり、上着を抱えて薄着で歩いていたところに、雪景色を発見しました。映画やドラマ撮影が頻繁なマンハッタンでは、小規模な撮影はあまり気にならないのですが、今回の大掛かりなShootingは久々に楽しめました。

本物の雪を一時的に散りばめている場所とFakeの雪を使っている場所が広範囲にわたってありました。すでに撮影は終わったようで、かたづけ中でしたが、感謝祭をニューヨークで楽しもうとしている観光客も多々見られ、ちょっと早めの雪景色を皆楽しんでいました。もちろん僕も楽しんだ一人ですが、Fakeの雪はスポンジのような発砲スチロールのような素材で、とてもうまくできていたのが印象的です。さすが、映画大国。この辺の演出には慣れているな。と思いました。ただ、やはり暖かいコトはよいことで、雪景色で寒さ一色になるのは少々辛いな。と、これから始まる長い冬を思うと、ちょっと重くなったりもしました。

November 15, 2010

再び三輪車登場


不思議なもので、前回ミゼットのような三輪車を取り上げた矢先に、今日は異なった三輪車を発見しました。これは地下鉄の構内での写真ですが、ニューヨーク市警がこの始めて見る三輪車を楽しそうに乗っていたのです。

動き方はSegwayにとても近く、運転している姿勢も直立不動型なことが、よりSegwayを思い出させるのかもしれません。ただし、Segwayよりも一回り大きく、かつオートバイのようなハンドルやミラーがあったりして、丁度オートバイとSegwayの中間なのかなぁ。と思ったりしました。全体のデザインも気に入ったのですが、青白く光っているライトが特に気に入りました。

どこのメーカーなのか聞いてみたら、予想通りこの警官達は知らなかったので、自分でちょっと調べてみたらわかりました。T3 Motionというシリコンバレー拠点の会社が開発、製造、販売しています。この会社、知らなかったのですが、なかなか面白そうな電気乗り物を造っているようですね。世の中にとって「良いこと」をしている感覚と、今までにないモノを「生み出している」充実感が、きっとこの会社の従業員にはあるのだろうな?とうらやましく思いました。

November 12, 2010

Wimaxとミゼット


陽気に誘われ、今日発表された新型VerizonのSmartPhoneを見ようと、散歩していました。そこで、写真のキャンペーンに遭遇したのです。白い三輪車。昔懐かしダイハツミゼットの現代版のような車でした。米国でこの手の車を見るのは珍しいので、キャンペーンそのものよりも、どうしても車に注意がいってしまいました。

とはいえ、このClearとは何者なのか?と見ると、一目瞭然Wimaxのサービスなのです。Wimaxの細かな説明をすると長くなるので、簡単に言うと、Wifiと同じような無線インターネット接続で、Wifiよりも高速かつ広範囲に利用可能な次世代ワイアレスです。僕の中では、Wimaxは一部自治体のテスト利用や、企業内でのテスト利用等々のレベルとして理解していたのですが、こうしてClearというわかりやすいブランドと共に商用利用していたことを、今日ミゼットを見るまで知らなかったのです。

早速ブローシャーをもらって、サービスラインアップを確認してみたのですが、$45, $60, $80という3段階の価格設定を行い、高速接続を提供しています。こうした最新技術の商用利用に関してはかなり懐疑的な僕なので、利用には全く興味がないのですが、カバーされる地域が思った以上に多かったのには驚きました。いずれはWifiはなくなり、Wimax網が充実してくるとは思います。まぁ、そういう話ではありますが、今日のポイントとしては、以前このブログでも取り上げた「新と旧」の共存、コンk内の場合は「Wimaxとミゼット」にまたも遭遇したと思ってます。

November 07, 2010

気になるモノ、コト


11月になりました。今日はニューヨークシティマラソンの日でもあり、冬時間になる日でもあります。僕の中では、秋のないまま冬になってしまった感じがしています。10月は出張が多く、疲労も溜まっていたせいか、今日は好きなニューヨークマラソンの見学に出かけるわけでもなく、自宅で休養することにしました。

とにかく何も考えずにぼーっとしたかったのですが、そのような時にこそ、いろいろなコトが頭に浮かんできます。仕事のことはもちろん、何故か気になるモノやコトが次から次ぎへと頭に浮かび、ゆっくりするわけにもいかなかったです。おいしいレストラン、シックなジャケットや皮ジャンなどの洋服アイテム、友人の評価が高い中国のドキュメンタリー・フィルム、ピアノが上達する方法、もっと早く泳げる方法、シングルスピードのシンプルな自転車、水中に生息する謎の生き物、たまねぎの上手な切り方等々、気になるモノやコトが出ては消えていきます。

そういう時にはちょっと外に出てみよう。と思い、先週届いた望遠レンズのテストも兼ねて、ジムに行く途中に近所を散歩してみました。絞りとシャッタースピードの関係程度の基本的なことしか、カメラのことはわからないのですが、新しいレンズがどう機能するのか楽しみでした。この写真がそのレンズで写したものです。自分の知識ではレンズの良し悪しがわからないのですが、まぁ気に入ってます。そんな中、気になるモノとは、この自転車マークの信号です。以前のブログでも取り上げましたが、市長の方針でマンハッタンは車道が削られ、その分自転車レーンが増えています。この信号機も自転車レーン用なのですが、時に混乱します。そもそも、信号を設置するまで自転車ライダーがいるのか?という疑問もあります。

確かに、自転車ライダーは増えました。それ故、僕もシンプルなシングルスピードの自転車が欲しいのです。この夏は真剣に買うところまできたのですが、あきらめてその分旅行を楽しむことにしました。でも、まだあきらめれらず、クールな自転車を見たときと、この「とぼけた」自転車の信号を見ると、やっぱり欲しいなぁ。と思ってしまいます。気になるモノやコトは、これからも永遠と続くことでしょう。

October 30, 2010

静けさ


10月は実家のお祭りの月であり、僕の誕生日月なのか、1年の中でもHappyな月です。今年は、東京での仕事が重なり、偶然にも実家のお祭に参加できたことに感謝していたのですが、その後めまぐるしい一ヶ月となりました。

忙しい一ヶ月の締めとして、今週はドイツとベルギーにて仕事の用事がありました。仕事で欧州に行く機会はあまりないので、ハードなスケジュールをこなしつつもどこかでニューヨークでは味わえない体験に対する様々な期待を持ってました。休暇では頻繁に欧州を訪れ、その良さをいつも認識しているのですが、今回のようにタイトな仕事の予定の中での欧州は、僕にとっても久々の経験です。

写真はドイツのCologneからベルギーのBrusselsに向かう電車の社内です。欧州での移動は飛行機よりも電車の方が効率的な場合もあるようで、今回もドイツ→ベルギーの移動は電車に決めたのが正解でした。乗りなれた飛行機では味わえない、全く異なるExperienceを享受するつもりでしたが、想像通り楽しめました。車両内がとにかく静かです。乗客の会話もたまに聞こえるとしても「ぼそぼそ」とした会話。車内アナウンスも簡潔かつ控えめ。日本でも東京と磐田の実家の往復に新幹線を使います。その時に感じる車内の静けさと全く同じ「静寂感」がありました。

「静けさ」というテーマ。ニューヨークでの生活では、死語というべきか、期待する方が間違っているような状況にあります。45歳になった今月、どこかに落ち着きや「静けさ」を求めているのは事実でしょう。ニューヨークはとにかく騒々しいです。それがまたこの街のエネルギーの象徴だと思います。必要以上に騒々しいこの街のこの環境に対して、正面から肯定することができなくなってきたのは、歳のせいなのか、それとも価値観の変遷なのか。と、自問自答しながら、普通のニューヨークライフに戻り、騒々しい街を普通に移動しています。こうして時折、自問自答することは必要なことなのでしょう。

October 22, 2010

cool & happiness


ニューヨークはすっかり寒くなってきました。確かに10月も後半、寒くなって当然です。今日のこの写真は、仕事で移動中に見かけた光景です。場所はチェルシーの西端。写真の左下には例のTeslaが置いてあります。以前にも紹介したTeslaのショールームの近辺でした。

コントラスト。以前にも新と旧というテーマを取り上げましたが、この写真も同様の発見がありました。Teslaは今と未来の象徴。そして、その上にはハイラインという新しい公園。マテリアルと環境の新しさが同居しているのですが、公園を実際に拡げるためには大型クレーンで「緑」を人力で追加しなければいけません。

最近、仕事柄「何がCoolなのか?」と改めて思うようにしています。テクノロジーの発展には目覚しいものがあり、それにCatch upしなければいけないのが僕の仕事でもあります。何がCoolで何がHappyなのか。Teslaのようなマテリアル、HighlineのようなExperience。どちらもHappinessを与えてくれるでしょう。でも、僕にとっては、クレーンを操作して、「緑」をA地点からB地点にきっちり納めることも、十分楽しめます。それが、Highlineを訪れる多くの人たちが感じるHappinessの一部だと思うと、よけいに楽しめるし気持ちよくさえ感じます。

October 14, 2010

ホテルの絵


ご無沙汰してました。仕事で日本に行っていたりして、ゆっくりブログを書く時間がなかったというのが言い訳です。ニューヨークに戻ってくると、すっかり気温もさがり、秋めいています。もう10月中旬ですから当然でしょう。

さて、この写真はとある東京のホテルで見つけたものです。エレベータを待っている間、この絵が目に飛び込んできました。比較的新しめの絵だと思いますが、色使いやパターンが気に入ったからです。仕事柄、米国内のホテルに宿泊することも多く、その都度、「ホテルに掛けられている絵は、何てセンスがないのだろう」と思ってました。こちらの友人ともそんな話をしたことがありました。ホテルにとって、絵画にお金をかけるよりも、他に充実させるものがあるから仕方ないのでしょう。

なので、全く期待もしていなければ、欲もない「ホテルの絵」に関して、写真のように「おっ」と思わせるものがあると驚くわけです。まぁ、どうでもいいことと言えばいいのですが、ホテルに泊まる機会が多いと、清潔さ、匂い、寝心地などといった基本的なことにこだわるだけでなく、余分なことにも目がいってしまうのでしょう。今回の日本出張では、このホテルの絵だけでなく、会議室に掛けられていた絵にも興味を持ったりと、今までなかったコトに対して敏感になっていた気がします。

September 26, 2010

Never quit


昨日、マンハッタンにて昔から親しまれているおもちゃ屋のFAO Schwarzに行きました。写真のJunobabyブランドのイベントがあったからです。

このJunobaby。僕にとって米国で最も長い友達が始めた会社です。創設者とは、僕がニューヨークに来てすぐ、友人経由で仲良くなり、ビジネススクールも同じという間柄。この構想も、彼の実娘のJunoが生まれる前から考えはじめ、作曲家の彼の妻とも一緒にゆるいビジネスプランを考えていたりしてました。

そして月日が流れ、この家族はカリフォルニアに引越し、会社もファンドを得て大きく成長し、昨日故郷のニューヨークに凱旋帰国し、老舗のおもちゃ屋にてイベントを実施したというストーリーなのです。創設当初から知っている僕にとっても、感無量。たいしたものです。おもちゃ屋内にところ狭しと展示されているJunobaby POPやぬいぐるみなどの商品の間をくぐりぬけ、早速会場に入ろうとすると、招待状は持っていても、子連れでもなく一人で入ろうとした謎のアジア人に対して、受付は怪訝顔。

受付チェックに時間がかかっているところに、創設者の友人が来て「Don't let the strange guy in!」と言ったものだから大笑い。すぐ入って、友人とその妻と軽くハグ。「とにかくおめでとう!」と伝えると、「You see, never quit!」と。言っておりました。「Never quit」。確かに、この言葉がしっくり来るJunobabyイベントだったし、それは今の自分にとっての教訓でもあるな。と感じました。

September 18, 2010

なるほど、Starbucks


夏の洋服がそろそろいらなくなってきたニューヨークです。長袖でないと、朝晩はかなり寒く、いよいよこれから長い冬がはじまります。この写真はニューヨークにはおなじみのドラッグストア、Duane Readeの中です。このドラッグストア、最近VIを実行したと同時に、店舗内改革も進めているようです。

何軒かでは、すでに生鮮食料品やサンドイッチなどのPrepared Foodなどを売り始めたりして、昔の薬品、化粧品、生活雑貨、飲料や菓子などを売っている普通のドラッグストアから、一歩抜き出そうとしているように見受けられます。果たして、その戦略が活きるかどうかは、僕には何とも言えないのですが、一消費者としては、きれいに刷新された店内と扱う商品アイテムが増えることはいいことだと思ってます。

その中で目を引いたのが、写真のマシンです。これは、コーヒーの販売機なのですが、なんとStarbucksなのです。今は日系企業になっている米国生まれのセブンイレブンでも、同様にセルフサービス型のコーヒー機械があるのですが、ここにStarbucksが目をつけたことに感心したわけです。Starbucksのおかげで、米国でのコーヒーの味が全体的に格段によくなりました。ただ、今でもまずいコーヒーは多々あるわけで、こうしたドラッグストアで販売するコーヒーなど、不味くて買えないな。という先入観がありがちですが、Starbucksブランドがついた瞬間に、「買おう!」と思ってしまうわけです。(僕だけかもしれませんが)

残念ながら、このときは時間がなくて、試すことができませんでした。今度は是非トライしてみて、店頭で買うコーヒーと味や値段がどの程度違うのか、確認してみようと思ってます。

September 10, 2010

新と旧


暑かった夏が急激に過ぎ去ろうとしている今日この頃です。日本の暑さも異常でしたが、ここニューヨークの今年の夏も暑かったです。今週からぐっと気温が低くなり、長袖が必要になってきたこの変わり目の早さに驚くと同時に、ちょっと寂しい気分もあります。

さて、何の変わりもしないマンハッタンの風景です。中央のどくろ&携帯のペインティングに目をひかれて撮った写真ですが、よく見るとちょっとしたInsightがあるような気がしました。タイトルの「新と旧」は、最近のマンハッタンにてふと思わせられる事柄です。例えばこの写真。左側から、現在建設中の最新コンドミニアム。そして中央に、旧式ガレージ&アパート(w/どくろの絵)。右側には昔の線路の跡(公園として利用できるように現在再開発中)という、新+旧+旧→新というセットです。

古いことに固執するつもりはないのですが、何でも新しくなってしまうことに、少々反発したくなる気もあります。特に、「最近のマンハッタンは面白くなくなった」という人も多く、僕もどこかで同意しています。が、こうして今でも古いものと新しいものが、しっかりうごめきながら同居しているこの街は、まだまだ魅力あるのでしょう。

September 01, 2010

ビルボード


出張などが重なり、すっかり間が空いてしまいました。先週は日本にいて、今週ニューヨークに帰ってきたのですが、日本も暑く、ニューヨークも暑く、北半球のどこもかしこも暑いような錯覚に陥る今年の夏です。しかし、もう9月。月日の経つのは早いものです。

さて、昨晩久々にタイムズスクェアを歩きました。前にも話しましたが、ここはすっかり派手な電飾博覧会状態になってます。写真のこのビルボードもその一つです。経済的な洋服チェーンの Forever 21が拠点を構えるこのビルでは、インタラクティブなビルボードが話題です。

仕組みはいたって簡単。ビルボードの上部にカメラが付いていて、そこからそのビルボードを見ている人々を映し出しているだけです。そして、写真のような女性がその映像上にかぶさるように現れ、ポラロイド写真にてビルボードを見ている人を写すのです。同様のインタラクティブ性の高いビルボードもここにはあり、それゆえ単なる広告看板から、よりエンタテイメント性の高い、かつ消費者参加型のアプローチが今は旬なのかもしれません。

同時に、こんなに電気を使い続けていいのだろうか?というエコロジー的な考えもあり、そこをついたRICOHの電飾を使わず、太陽光発電に頼っている看板も話題になりました。と、ニューヨークの真ん中とも言われるタイムズスクェアは、日々進化しています。

August 19, 2010

飛行機


僕は乗り物が好きです。自転車、オートバイ、車、カヌー、ウィンドサーフィン、ディンギーなどなど、趣味として楽しむだけでなく、移動の手段としても乗り物は大好きと言っていいでしょう。電車も結構好きで、レールを走る電車だけでなく、欧州などでよく見かけるトラムなどもすぐ乗りたくなります。

そんな中、飛行機はある意味乗り物界の王者かもしれません。最近かなりの頻度で飛行機に乗っているような気がしてます。米国はとても広く、飛行機周りの施設が充実しているので、バスに乗るかのように飛行機を乗るような人達もいます。さすがに僕はそんなではないのですが、乗り物好きとしては機会が多いことはあまり苦にならないと思います。

同僚がFacebookで、「なんでこんな大きな物体が空を飛ぶのか今でも不思議です」というポストをしていたのですが、実は僕も同感です。普通に乗っているこの乗り物ですが、やっぱり不思議です。最近の世の中、いろいろな技術が急速に進化しています。僕が初めて飛行機に乗ったのは大学1年の春休み、初めてのバックパックアジア一人旅でした。あのときの離陸時の加速感は今でも同じなんですよね。すでに25年も前ですが。当時に比べれば、機体の性能、チェックインの効率化等々とりまく環境は進化してますが、離着陸のわくわく感は同じです。これが、今でも飛行機を楽しめる理由なのかもしれません。

日本ではあのJALが大変な状況になりました。米国でも航空産業の危機がかなりの頻度で伝えらています。でも、決してなくなりはしない産業ですし、航空産業は僕みたいな純粋に飛行機を楽しむ人にHappyであって欲しいと願ってます。

August 14, 2010

ひまわり


日帰り予定のアトランタ出張が、帰りの飛行機がキャンセルになり、ホテルに一泊かつ翌日フル稼働というハプニングもあり、かなりバテ気味の週末です。高温多湿のアトランタから戻ると、ニューヨークは気温も下がり、心なしかすでに秋の気配がしています。中国語レッスンも先週で一段落したこの週末をリカバリー期間にしようと考えていた中、ドライでクールな絶好の天候になり一安心です。

今日土曜日はジムの帰りにUnion SquareのGreen Marketに久々に行きました。週に何日か、郊外の農場や漁場などから、それぞれのプロダクトを売りにくるマーケットです。程よい疲れと快適な天気の下、そこで写真のひまわりを発見しました。テント内に置かれているバケツにさされ、無造作に売られているひまわりでしたが、すっかり目をひかれました。自分でもその理由はよくわかりません。暑い夏に抵抗する花のエネルギーは確かに感じられ、周りをぶんぶん飛んでいる蜂達にも刺激されたのでしょう。

疲れている自分に対して、花そのものが発散している目に見えないエネルギーと、蜂の攻撃的な飛び方や音などが、じわじわと体内に入ってくるような不思議な感覚を味わった気がしてます。冷静になれば、そんなことあるのかな?と思うのですが、少なくともこの一瞬はそう感じたのは事実です。僕にとってのひまわりは、確かに夏の代名詞でもあるけれど、Vittorio De Sica監督、Sophia Loren主役のイタリア映画のイメージが強いのです。オープニングのひまわり畑のシーン、物語中に時折出てくるロシアのひまわり畑。今日感じたひまわりの強さとは全く逆の、悲しさや空しさが自分の中ではまだ根強いです。それ故、今日のこの一瞬の時間とメッセージは、僕にとっての再発見かもしれません。こうした感覚も大切ですね。

August 09, 2010

逃したチャンス


どこの国でも同じと思いますが、訪れたチャンスを確実にモノにすることは大切です。競争意識を叩き込まれている米国、特にニューヨークでは顕著です。僕も、なるべく意識しているのですが、今回は見事に失敗してます。それはiPhone4にまつわる出来事です。

仕事上、iPhone4にアップグレイドする必要があったので、現在所有中のiPhone3Gの2年契約を終えた最近になって、購入しようとしてます。そこで2度ほど大きなチャンスを逃しているのです。最初は、予約&ピックアップ。オフィス近くのApple Storeに出向き、iPhone4の予約を店頭で完了し、後はApple社からのEmailを待つだけでした。Emailが届いたのは突然の東京出張中。24時間以内に受け取る必要があった故、Pickupは無理でその予約をキャンセルしました。残念。

そして2度目は、東京から戻った後、昼間にAppleストアに出かけて、再度予約を試みたら、すでに予約期間は終わっているとのこと。もし買いたかったら今買える。と言われ、店員が奥からモノを持ってきてくれました。そこで大きなミスを犯してしまったわけです。僕としては、スクリーンプロテクターを買うつもりでいたけども、まだ買っていなかったため、「また後で来るよ」と、すでに在庫が飽和状態だと勝手に勘違いして、買わずに帰ってきたのです。これは最大の失敗でした。

そして、それから毎朝のようにApple Storeをチェックするのですが、たいていが写真の状態です。とても不思議な状況なのですが、iPhone4を求めて、中国語を話す人達だけの長蛇の列ができているのです。光景的にも異常に思えるこの列は、少々怪しい匂いがします。想像ではありますが、再販ルートがどこかにあるのでしょう。というわけで、この列に遭遇する度に、2回の大きなチャンスを逃したことが悔やまれるわけなのです。前回もそうでしたが、iPhone入手ではかならず何かつまずいてます。

August 07, 2010

セルフサービス


ニューヨークでも暑さは続いています。そんな中、金曜は日帰りでアトランタに行ってきました。夕方にかなり激しい雷雨があり、「飛行機まずいな」と思っていたら、案の定結局3時間遅れの出発となりました。このような天候不良の場合は、どの飛行機も一斉に遅れるため、空港内は時間つぶしでふらふらする人が続出します。と、同時に携帯の充電のための電源アウトレットの争奪戦も影では行われるのです。その話はまた別途するとして、たまたま見つけたバーガーキングのKiosk端末を取り上げます。

日本でも最近広まり始めたと思いますが、米国でも「セルフサービス チェックアウト」と呼ばれる、レジの清算などのセルフサービスが大手小売チェーンでよく見られます。効率を中心に世の中を動かす国としては当然のことなのですが、僕はこのサービスが気に入っていて、あれば必ず使うようにしています。理由は簡単、早く確実に済むからです。日本の「レジまわり」の効率と生産性は世界一です。そんな国の様子を知っているので、この国の「レジまわり」に関してはあえて文句も言わないようにしてます。とにかく、無駄な時間を省くための普通の行動と言えるでしょう。

ファストフードには普段あまり世話になっていないのですが、空港での時間つぶしかつ小腹がすいたため、バーガーキングを覗くと写真のデバイスがありました。注文のKisok端末を大手ハンバーガーチェーンで見るのは初めてだったため、思わず利用してみました。インターフェースはよく考えられており、購買プロセスはストレスなく進めました。「30%増量オファー」などのオファーモノが少々煩わしいと思った程度です。カウンター上部のわかりにくい商品&価格パネルよりも、Kiosk端末の方が商品の写真や価格を理解しやすいかもしれません。何の問題なくサラダを買うことができ、次のプロセスに進みます。レシートを手にして、カウンターに行き商品のピックアップです。で、ここでいつもの購買パターンに戻りました。「遅い」のです。それなりに人数はいるのですが、手際が悪く、無駄話が多く、間違いもあり。という、どこでも見かける状況になりました。せっかく、気持ちよくオーダーできたのに、ここでExperienceは逆戻り。何も変らないのだな。ということです。小売店のセルフサービスチェックアウトは、この「商品を待つ」プロセスがないため、本来の目的が達成されるのですが、さすがにファストフードではそこまでカバーしきれないようです。途中までは満足したのに、残念だったと思う同時に、やはり。と納得もした次第です。