October 04, 2006

ゴミといえば


10月なのに、8月のような気候の一日でした。 寒いより、暑い方が好きな僕としては気持ちが明るくなります。明日からの日本に備え、髪を切り自称「お祭り仕様」となりました。

さて、昨日のポストでアメリカ、特にニューヨークのゴミ事情にちらっと触れてみました。その後、頭から離れなくなったので、今日も続けてみます。この写真は夏のソーホーでよく見かける「ゴミ箱破裂」状態です。皆、思い思いに飲み物や食べ物を買い、歩きながら飲み食いし、ゴミ箱があったらそこに捨てる。というとてもシンプルな行動パターンが多数集まると、必ずこういう状況になる。という見本です。

日本では昔から、「公衆の面前でモノを食べるのははしたない」とか、「歩きながら飲み食いしてはいけません」といった、立派な教えがありました。今ではすっかり薄らいだようですが、私としてはこの立派な教えを、出来る限り守っていくべきだと思います。

ただ、このゴミ箱、別の意味のベネフィットもあります。ニューヨークでは(州によって異なりますが)、空き缶や空きボトルを所定の場所に返却すると、一つあたり5セントもらえるしくみになってます。(昔、駄菓子屋や酒屋でジュースを買って、空き瓶を返すと10円もらえる仕組みと同様)これにより、ホームレスの収入源になるというのも事実です。

食べ放題&捨て放題でホームレスの収入源確保のニューヨークがよいのか、ゴミ箱そのものを街から撤去した日本がよいのか、考えてみましょう。

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