June 05, 2011

初夏


すっかりと夏の景色になってきたニューヨークです。5月と6月はとても気持ちがよく、ニューヨークの1年の中で最も好きな時期です。今晩から長い出張が始まるので、午前中にジムに出かけ、心身ともにリフレッシュして長期出張を迎えようとしました。

日曜午前中のマンハッタンは人数も少なく、ジムの充実感とこのドライな天気も重なり、とても気持ちがよかったです。家に帰る途中に寄り道して Washington Square Parkを歩くと、人ごみに遭遇しました。それがこの風景。「World Science Festival」というイベントで、子供達を対象として「科学」にふれあうためのイベントでした。

様々なイベントを見てきてますが、これはなかなか面白かったです。NYU, Columbiaなどのニューヨーク拠点の大学の医学部、プライベートな医学系組織などが小さなブースを出し、DNAなどの難しいテーマを、子供達が分かり易く楽しく触れられるような趣旨でした。この公園。ダウンタウンの中心にも位置し、リベラルなニューヨークの中でもさらにリベラルな場所として親しまれています。以前はかなりの危険地帯でしたが、今はすっかり生まれ変わってます。

自分のDNAを分析してもらうサービスにトライしようとしていた中、そして長期出張の直前に、こうした興味深いイベントと触れ合うことができて、何か晴れ晴れとした日曜午前中でした。

May 29, 2011

暑くて長い一日


2週間空いてしまったのですが、その間にニューヨークはすっかり夏になりました。気温も25度以上になる日が増えてきたのも、いかにもニューヨークの初夏です。春が短く、長い冬からすぐ真夏になる感覚です。

さて、土曜日は暑くて長く、かつバルセロナファンの私としてはとてもHappyな一日でした。チャンピオンズリーグの決勝戦があり、バルセロナが3-1で文句なしの快勝。写真は観戦したレストランの様子です。優勝が決まった瞬間は、みな立ち上がり、椅子に立ったり、テーブルに立ったり、上からシャンペンが降ってくるわ、ビールを掛け合うわ、抱き合うわで、久々の大騒ぎでした。スペインを中心としたいろいろな国の人が、ここまで一緒に徹底して喜べるのは面白いものです。

試合に関しては、多くの物語があり、一晩では語りつくせないのですが、とにかくイングランドとスペインの今年のリーグ戦のチャンピオン同士が戦う試合です。その質の高さといったら、サッカーってこういうスポーツだったのだろうか?と思わせるぐらいの高度な試合だったと思います。

昨年9月から始まった長いシーズン、僕たちファンクラブのメンバーは、今年から拠点をこのレストランに移し、9ヶ月間毎週末を過ごしてきました。スペインの事を彼/彼女達からたくさん学びました。毎週末の行事がなくなり、昨日でいったんこの仲間達とは離れのは少々さびしいですが、9月をじっくり待つというのもいいかもしれません。

May 14, 2011

試飲会


最近は、週末だけのペースになってきました。もう少し頻度を上げたいと思ってますが、このペースだけでも守るつもりでいます。

今日は5月の忙しい、Sohoの入り口の出来事です。地下鉄を降りて、さぁ歩こうと思ったら、ちょっとした人だかりで動きにくかったです。ニューヨークではこういうことはよくあって、皆自由気ままに立ち止まったり、話したりしていて、通行人の邪魔とかは気にしないわけですね。今日も、そんなモノかな?と思ったところ、ジュースのサンプルブースが出てたわけです。

この手のキャンペーンはよく見かけます。以前もいろいろ取り上げた記憶があります。今日もこうした場面に出会ったのですが、お約束のいい加減な試飲会です。緑のポロシャツスタッフは、ただ無言で手を動かして、コトを進めているだけ。一方、通行人はただで何か手に入れられるので、僕を含め、ひたすらその恩恵に授かろうと必死。たかがジュースなのに、気恥ずかしいですが、それは事実です。

笑顔の一つがあってもいいと思ったり、そういえば、何の商品なのかさっぱりわからないな。と後で思ったり。と、全くキャンペーンの意味や効果がない、こうした風景に「またか」と感じながら、押し付けがましいメッセージや無駄な笑顔を振りまかれるより、ましだな。と思ったのも事実です。ただ、ブランド名が何も頭に残らない。というのはきっと反省すべきことだと思います。同業者として。

May 07, 2011

壁の絵


週末の今日も春らしい天気でした。街を歩きながら、出会ったのがこの写真です。ビルの側面の大きな絵にしばし見とれました。このビル、最近は少しずつ少なくなってきたのですが、ニューヨークでよく見かけるレンガ造りのビルです。下は商業施設で上は住宅でしょう。平たさがニューヨークらしいとも思えます。

こうしたビルの壁を屋外広告のスペースに利用している例は、過去も何回か取り上げました。私の友人も、そのように利用されているビルに住んでいたりします。(ただ、そこは直接描かれているのではなく、半透明の巨大なビニールシートでのOOHですが)それはそうと、このビルのこの絵。広告メッセージではなく、単にアートスペースとして描かれているとしか思えません。

いったい、何故こうなったのか?かなり疑問がありますが、難しいことはよしとして、なかなか思い切った発想とエネルギーだと思います。本来であれば、big ideaや innovative なことを日々考える必要がある仕事につきながら、なかなかそうはできていない自分を反省すると同時に、やはりこうした刺激を受けることも大事なんだな。と思いました。「春が来た。外に出よう!」ですね。

April 30, 2011

春


すっかり春になりました。とても気持ちがいいです。先週とは異なり、この週末は快晴です。Plenty of sunshineの週末は、心も体も爽快な気持ちになり、やはり外に出たくなるのが本能なのでしょうか。

今年の「春」は、いろいろなコトを考えさせられました。東日本大震災が起こった時期は、日本では年度末ということで、仕事や学校に様々な節目がある時期でした。普通でも出会いや別れが日常的に起こる時期に、想像を絶する状況になってしまったわけです。前にも取り上げましたが、日本の桜は格別です。美しさもそうですが、人々が桜に寄せる想いの多さや多様さは、日本ならではと思ってます。それゆえ、大震災と桜に関する記事を読んだりしながら、なるほどと思ったりしていました。

その桜の時期に、僕は日本に居る事ができず、とても残念です。毎年行きたいな。と思いながら、なかなか実現できません、今年は余計に行きたいなと思ってました。そしてその後に「スーちゃん」の訃報です。春一番や微笑返しなどの曲から、春のイメージをとても感じさせるグループでした。小学生のころ、茣蓙敷きの磐田市体育館でキャンデーズを見た事が今でも思い出されます。

と、日本の春を思いながら、今日はニューヨークの春の一シーンを撮ってみました。何故かここでは、チューリップが多いです。そして桜と種類が似た木が桜と同様花びらを落としながら、春の始まりを教えてくれます。こちらの花の色は、土地柄なのか強烈なのですが、やはり花は良いものですね。

April 24, 2011

のどかな週末


春になりかけているニューヨークですが、雨が降ったり、風が強かったり、寒い日があったりしています。季節の変わり目はこんなものかと思うのですが、今シーズンの天気はかなり Extremeです。さて、この週末は予定もなく、しかも土日とも雨ということなので、サッカー観戦とジム以外は家でゆっくりしています。

自宅で過ごす週末をテーマとして、2つのプランを立てました。一つは写真のLego作り。もう一つは欧州のDVD鑑賞です。失敗したのは、2つ目のDVD鑑賞です。自宅にはTivoというDVRを普段から利用しています。TivoのDVR機能に加えて amazon.comと繋げたことで インターネット経由でのDVDダウンロードレンタルが可能となり重宝しています。週末はスペインかドイツの映画を見るつもりで、ダウンロードしたのですが今回に限り何故か失敗に終わりました。トラブルは今回が初めてで、これからRefundの手続きをするのが面倒です。

一方、満足したのは写真のLego。これは、Lego Technicシリーズの一つですが、その完成度の高さに驚きました。全部で500程度からなるパーツ、言葉がなく図解だけの説明書、パーツ一個一個の品質、そして何よりもよかったのが、オートバイが動くメカニズムが忠実に再現されている点でした。ピストンの動作がカムクランクに伝わり、その回転が最終的にタイヤの動力になる。「動くしくみ」がシンプルに説明されているからです。ここでも Legoの精神は引き継がれていました。

子供の頃、プラモデルと格闘しつつ、思った通りに作れない悔しさや、出来たときの達成感を再び思い出しました。今考えれば、「思った通りにできなくて中途半端に終わった悔しさや空しさ」、「この工程がこの先どういう意味を持つのか?」、「いかに人と違ったように Coolに改造や塗装ができるか?」等々、子供の頃熱中したプラモデル製作にはいろいろな教訓があったように思えます。校庭で日没まで仲間と遊んで覚える社会性と共に、成長していくには必要な要素だったのかな。と思いました。ビデオゲームがなかった時代に、校庭社会やプラモデル製作を通じて築かれた自我は、各国の人たちと接するこの環境でもかなり役立っていると実感しています。

April 17, 2011

スポーツ


先週は西海岸と東海岸の2箇所の出張がありバテ気味でしたが、この週末には私の好きなFCBと Real Madridの大一番があったので、休む暇もありませんでした。結果は引き分け。勝てなかったのが残念でしたが、負けなくて良かったという思いもあります。今年はこの組み合わせは合計5試合あります。残りの3試合は直接タイトルもかかる試合なので、今から楽しみです。

さて、写真はFCBと異なるサッカーチームです。今日行われた、EPL Arsenal対Liverpoolの開始直前のArsenalチーム。日本の震災後、欧州のサッカーの試合の多くにこうした黙祷シーンを見ました。今回は、Arsenalの元オーナーで最近逝去した Danny Fiszman氏の追悼と、22年前の同じ時期に スタジアム内の混乱にてLiverpoolのファンが100名弱死亡した事件の追悼を同時に行ってました。

欧州サッカーでは、キックオフ前に黙祷をささげることはよくあります。なので、今回も目新しいわけではなかったのですが、気になった理由は左側のキャラクターです。彼(彼女?)も選手と共に黙祷している姿は、好感に加えて微笑ましさもありました。スポーツイベントにこうしたキャラクターを持ち込む事は、米国が最初でとても盛んです。ひねくれモノの僕は、スポーツの試合に、人が入ったキャラクターが一緒に応援するシーンはあまり好きではありません。米国型スポーツマーケティングを取り入れて始めたEPLが、キャラクターを使う事には余計に反対していたのです。が、こうして黙祷のシーンに並んでいるのを見て、ふと「まぁいいか」と納得できました。

日本の災害はまだまだ予断を許さない状況です。だからこそ、こうしてスポーツ、音楽、芸術など、人間そのものの「力」や「感性」にて表現されるモノやコトを通じて、人々の活力は蘇っていくのではないだろうか。と、週末じっくりと感じました。日本もスポーツシーズンが始まりました。少しずつでも、人々の活気が蘇るよう願っています。

April 11, 2011

一ヶ月


今日は4月11日です。あの震災から丁度一ヶ月が経ちました。情報が錯綜していて皆が混乱していた時期から、震災が与えた影響の大きさを改めて知りつつ、どのように進めていくのかという議論と実施のフェーズに入ってきています。一方で、直接被災に合われた方々は、その悲しみのどん底の中に置かれているのも事実であり、この両面からも今回の災害の与えた影響の大きさに、今でも胸がいたくなります。

一ヶ月前のこの日は、テキサス州 Ausitinに移動してました。そして今日はサンフランシスコに来ました。到着後、時間が少々できたので、チャイナタウンに足を運んだ時の写真です。以前のブログでも取り上げましたが、サンフランシスコはまだまだ不景気が続いています。今日も比較的温かな気候でしたが、カメラをぶら下げた西欧の観光客がまばらでした。ニューヨークと比較するのが間違ってはいますが、街のノイズレベルもかなり小さく、以前感じたエネルギーが確実に少なくなっているような気がしました。これも不景気のせいなのでしょう。

と、静かでこじんまりとしたサンフランシスコのチャイナタウンを散歩しつつ、今日で1ヶ月の日本の状況を憂い、すぐにでも今の日本に出かけて、何か応援したい。という気持ちで一杯になりました。

March 27, 2011

別世界


3月も終わりに近づき、桜の話もちらほら出てくる時期ですが、ニューヨークは何故かまた寒くなりました。そして、僕の心も全く晴れません。日本から絶え間なく送られてくる、哀しい話に何もする事ができず、ただた祈るだけの日々と言えます。もちろん仕事もあれば、友人との会話も普通にこなしているものの、ココロの奥底は、重くて隙間のない蓋がずっしりと乗っているような気分です。

週末、ジムに通い、人通りの多いダウンタウンを歩きました。写真は、大手電気チェーン店の状況です。日本を代表するゲーム機メーカーの任天堂から、3DSが今週末発売されます。日曜の発売時に備え、徹夜組を含め順番どおり配れるようにと、店側が配慮しています。同時に、メディアも登場して、この発表を盛り上げてはいます。そこを通り過ぎると、新しいゲームの発売日を心待ちにしている幸せな顔をたくさん見る事ができました。一瞬、僕のココロも楽になったのですが、やはり同じ時間を避難所で過ごしている方達を思うと、ずっしりと重い蓋がかぶせられました。米国は別世界です。

March 18, 2011

思うこと


Austin, Atlantaからの出張から昨晩ニューヨークに帰ってきました。南部の暑さ迄とはいきませんが、ニューヨークもすっかり暖かくなってきて、厳しい冬のコトはすでに忘れさせてくれます。

Union Squareを見下ろせる場所でのランチにしました。ニューヨークの春の始まりを告げるかのごとく、この場所には大勢の人たちが集まり始めています。14丁目を慌ただしく通る車やバス、公園の中で楽しそうに歓談している人たちを眺めていました。ふと気がつくと、全く何も考えていない、もしくは考えられない自分がそこにいました。昨晩の帰りの飛行機の中でもそうでした。マンハッタンのイルミネーションを空から見てはいるのですが、何も考えられません。思いつくのは、被害に合い、寒い中避難所で暮らす人々やその親族、ぎりぎりの所で生死をかけて仕事をしている電力会社職員、自衛隊、消防関係者やその家族など、日本の今の状況のことばかりです。

僕達の国日本は、両親の時代、祖父母の時代、そしてそれ以前も、苦労と努力を繰り返すことで過去の様々な困難を乗り越えてきました。そして、今こうして経済的にもモラル的にも世界のモデルになるような国を築き、僕達が自由に生活できるような礎を与えてくれたのです。僕たちはその血と志をしっかりと受け継ぎ、その次の世代へと受け渡していく義務があります。今、ここでその世界にも誇るべくリレーを絶つわけにはいきません。そのために、何をしなければいけないか。直面している事実に対して、自分ができることがあまりにも小さいことが情けないのです。寄付ももちろんしました。ただ、本当に必要なのは「手」であり「足」なのでしょう。それができない自分に絶望的な無力さを感じる空虚な時間が無念でなりません。

March 16, 2011

今できること


地球の反対側にいて、自分に何ができるのか。日々刻々と伝わる知らせに触れるごとに、全く何もできない無力さが悔しいです。

仕事で Texas州 Austinに来ています。ここでは、若者文化の象徴でもある、音楽、映画、デジタルをテーマとしたカンファレスが催されており、三万人以上の聴衆が集まっています。所属している会社がブースを構えるということで、以前からこの日のために準備してきました。そして、本番の直前に東日本大震災が発生したのです。

発生直後に、こちらの同僚と'Save Japan"メッセージを伝えよう!と、急遽決め、募金やその他メッセージを募るための仕掛けを大急ぎで制作しました。写真がその様子です。ここには、西欧の同僚達の純粋でアツい想いもこめられ、それが会場全体の聴衆にも伝わっています。こんなに離れている僕には、この程度のことしかできませんが、ひたすら「頑張れ日本!」と胸の中でつぶやきながら、日々過ごしてます。

March 03, 2011

伝統それとも保守的?


毎回、天気の話から始めてしまうこのブログですが、長かったニューヨークの冬が、少しずつ終わりを迎えようとしています。帽子や手袋は、一旦役割を終えることになるでしょう。と思いきや、今日はまたとても寒くなり、なんとも歯切れが悪いです。

ちょっと時間が経ってしまいましたが週末は、大学の古い方のジムに出かけてきました。プールを中心に利用するのですが、新しい方は水泳部や水球部が時折試合をする理由上、週末に利用できない場合もあります。そんな時は、古い方のジムに行きます。古いと言っても30年程前に建てられたビルなので、今でも普通にフル稼働しています。

この土曜日、その古いジムに入館すると、普段と雰囲気が違うことに気がつきました。男子バスケ部の公式戦があったのです。写真がまさにその様子です。ピンぼけしていて見えにくいかもしれませんgな、フロアには、即席の観客席が作られ、ブラスバンド部が勢いよく演奏をし、チアリーダーの声も聞こえます。学生の応援以外にも、親やOBなどの年配の人達も見かけます。

いつものジムの散々とした雰囲気とは全く違うことに驚かされたと同時に、もう一つすぐに頭に浮かんだコトがありました。「米国の映画でよく見る学生バスケ回想シーンそのもの」だったのです。大人になった主人公が昔の自分、特に体育館でのバスケットシーンを思い出す場合にいつもでてくる、あのシーンだったのです。やはり、この国は保守的と言ってもいいのかな?それとも「学生バスケとはこういうモノだ!」という、確固とした伝統を守る気概なのか、よくわかりません。それはそうと、試合をちょっとみたのですが、お世辞にも強いとは言えません。でもダンクができる選手がいたのにはホッとしたのです。

February 23, 2011

鳩


先週は日本に出かけてきました。東京に着けば雪は降るし、ニューヨークに帰ってくれば再び氷点下の寒さに迎えられ。と、友人達からは「悪天候と共に動いている」もしくは「悪天候を呼び寄せる」などと言われました。確かに、今日のニューヨークも寒いですし、ついていないのでしょう。

写真は家の近くにたまたまいた「鳩」です。朝になると決まって窓際に来て「ぷくぷく」鳴いています。写真は一羽しか写っていませんが、実はこの周りにもう2羽居ました。いつもは何羽いるのでしょうかね。大都市にはつきものですが、ニューヨークも鳩が多いと思います。普段はあまり気にならないのですが、こうして近くで見るとなかなか面白い生き物に思えます。いったい何を考えているのでしょうか。

理由はわからないのですが、鳩は平和の象徴として言われることもあります。例えば、ピカソの絵でも多くの鳩が描かれていたりして、これも"Peace"を表す場合によく使われます。世の中、殺伐とした事件や出来事が多いなか、こうして窓際にいる数羽の鳩を見ると、何か心が落ち着いた朝でした。

February 12, 2011

ジャングルジム


ようやく街から雪の塊が消え始めてきました。でも寒さはまだまだ続いています。

今日はNOHOの辺りを散歩していたら、こんな風景と出会いました。新しい集合住宅建設中のその横の空き地に、看板を立てている最中のようです。白い巨大な板の正面に向かって確認してみたのですが、多分そうでしょう。しかし、こんなに無造作に立ててもいいのかな?と思わざるを得ないほど突然でてきました。また職業柄、アイボールがかなり限られているこのエリアになんでだろう?と単純に思ったりしたのも事実です。

このオブジェ、なかなか面白いと思いました。斜めの濃い色の支柱は看板を支える柱なのでしょう。ニューヨークは風が強いので、しっかり押さえないと凧のように飛んでいってしまって、巨額な訴訟問題に発展しそうです。その周りを囲む細いパイプが足場でしょう。所々に渡し板が乗っていて、いかにも人が仕事をしていたような様相でした。でも、あの足場にたどり着くまではどうやって登るのだろうか?と、この写真を見て思ったりもしたわけです。

以前にもポストしましたが、古いビルがまだ残っているニューヨークでは、このような足場をよく見かけます。ビルの修復がメインなのでしょう。一方で、この足場が崩れ、怪我をしたとか、ペンキの缶を頭からかぶったという人も知ってます。トラブルが絶えないのも、ニューヨークの「足場」の特徴なのかもしれません。土曜日の午後突然出会った、普段とは違う顔のむき出しの足場を見て、ふと子供の頃に遊んだ「ジャングルジム」を思い出しました。形と素材が似ているだけですが、不思議なものですね。近くの公園で遊んだコトを思い出したのですが、実は体が硬い僕にとってはあまり面白くない遊具だったのです。

February 06, 2011

成長とクリエイティビティ


あいかわず寒い日が続いてましたが、この週末には雨が降りました。そのおかげで、道におきざりにされて歩行者を邪魔していた雪の塊は、かなり溶けて歩きやすくなるでしょう。寒いのはもうこりごりで、これ以上、雪が降らないことを祈るばかりです。

さて、週末に友人の娘さんの5歳の誕生日会に出かけてきました。この写真はそこで、その娘さんが書いた絵です。なかなか面白い絵だな。と思い、いろいろ彼女に聞いてみると、左側が自分。右側は今日みたいに人がたくさん集まって、みんなでご飯を食べて楽しんでいる。とにこにこして話してくれました。

この娘さんを生まれた直後から見ていますが、5年の月日は早いもので、あっという間に成長していきます。もちろん、その裏にはご両親の愛情とサポートあってのことなのでしょう。さて、成長の早さに驚くと同時に、この絵はよく描けていると思いました。何気なく描いた絵の中にも、クリエイティビティが少しずつ芽生えてくるモノなんだ。と、自然に納得しました。仕事柄「クリエイター」などと言われる人たちと接することもありますが、子供の頃には平等にその卵が宿っているものなのかもしれません。それを、どう引き出して伸ばしていくのか、というのが永遠のテーマなのでしょう。

January 28, 2011

Free snow here!


ここ数回、話題はいつも寒さと雪でした。どうにかして、違う話題を探そうとしていたのですが、やはり今日もこうして雪の話になってしまいます。そうなんです。今年は雪が多く、15年以上も過ごしたニューヨークライフの中でも、最も激しい年だと思ってます。

ここまで雪が多いと、毎日のニュースも雪ではじまります。電車やバスは動いているのか?公立学校は何時から始まるのか?空港は大丈夫なのか?そして、そうした市民の生活をサポートするべくニューヨーク市はしっかり仕事をするのだろうか?等々、伝えることが多くて忙しいニュースに始まり、オフィスでの会話も、それぞれ住んでいる場所がいかに大変か?などとすべてが雪一色です。

たまたま仕事でSouth Californiaは、LAの郊外から来た会社の人たちと打合わせした際も、雪の話からはじまりました。LA郊外ではありえないこの雪景色に、彼等は準備も甘く、LAらしいスニーカーとジーンズという装い。靴は水浸しでジーンズもすっかり水を吸い込んで情けない状況の中、LAにいる家族に電話をすれば、気温が25度で屋外ジャクジーでリラックスしているとの報告を受けショック。やはりニューヨークは変な大都市です。でも、そこにこうして多くの人たちが集中し、ある意味世界の中心として動いているパワー。これは、「数十年以来の寒波」などと言っている場合ではないのでしょう。でも、市民としては歩道にたまって汚れた雪と格闘するのは、もうこりごりです。無料なので、誰か運び出してくれますか?Free Snow Here!

January 23, 2011

寒さは続く


前回のつらら話から、数日間たちますが、気温はあがらずとても寒い日が続いています。今週末も最高気温がマイナス5度ですし、今晩は一層冷え込みが厳しくなってマイナス14度まで下がるようです。

きっと世間で言われている「大都市」の中で、冬にこれほど寒くなるのは、北京、ニューヨーク、トロントでしょうか。シカゴも寒いですが、大都市と言えるのかどうか。。。どんなに寒くても、大都市では人々が普通に生活しています。言い換えれば、生活しなければならないわけです。となると、夏に暑くて、冬に寒い大都市に暮す人たちというのは、いろいろな意味で大変なんですね。

日曜の午前中、早めに起きてジムに行きました。そこでは多くの人たちがトレーニングしていて、外気とは異なりかなりの熱気を感じたのです。何故こんなにいるのだろうか?今日はアメリカンフットボールのJetsの大試合があるからなのか?それとも、寒さへのチャレンジなのか。やっぱり閉じこもっていてはいけないわけですね。その後、痛いほど冷たい風を感じながら、写真の近くの公園を散歩してみました。確かに、人通りは少なかったのですが、犬の散歩やランニングしている人たち等々、日々のニューヨークライフとはあまり変らない光景を見たのです。この街のエネルギーはそうは簡単に失われないのでしょう。

January 16, 2011

つらら


ニューヨークに戻ってきてから、1週間があっという間にすぎました。時差ぼけと言っている余裕がないぐらいに、瞬間的に忙しかったです。日本から帰ってくると、必ず時差ぼけと相対することになり、その解決策は今まで見出せたことがなかったです。が、「緊張感のある仕事で忙しい」というのが、時差ぼけが出ない特効薬なのかもしれません。たぶん、昼間に強烈に眠くなったりしたはずですが、それどころではない状況で気づかなかったのでしょう。

それはそうと、こちらはとても寒いです。今週は積雪もありました。今年で18回目のニューヨークの冬ですが、今年は中でも寒い方だと思います。そして、この写真。近所のアパートの壁に「つらら」が寒々と、しかり立派にできているではありませんか。この写真を撮った前日には、地下鉄のホームにもつららがあったことを覚えてます。この冬の寒さがいかに厳しいのかを、このつららが語っているのでしょう。

でも、果たして何故外壁につららなのでしょうか?結局、水のあるところにしか氷はできないのは、子供の頃の理科で学んだはずです。となると、このアパートの外壁には水が出ていたということになります。そして、その答えはまんざら間違ってもいないはずです。多分、何かが水漏れをしていて、それがビルの外壁を伝わり、夏であればポタポタ歩道に落ちるはずの水滴が、見事に凍ったということでしょう。しかし、ビルの外壁にどんな水、しかもこんなにたくさん、が滴るのでしょうか。それこそ、ニューヨークです。古いアパートには古い施設があり、水漏れはかなり頻繁に発生します。僕の部屋の水道も最近直したぐらいですから。

これだけの激しい氷量なので、そうとうな水漏れが発生していたのでしょう。水資源の大切さや貴重さは、米国では全く感じません。ジムのシャワーでも皆、思う存分水を利用しています。これも豊かさの一つの表現なんですね。そして、このビルの水漏れ。これもかなりの水を浪費しています。このつららを見て、「きっと水が漏れているのだな。資源がもったいないから、すぐ治そう」と真剣に話すということは、どこかおかしいことなのでしょうか?

January 11, 2011

集団パフォーマンス


ニューヨークに戻ってきました。予想通り寒いです。時差ぼけを少しでも和らげられればと、地下鉄に乗って久々のジムに出かけました。その途中に出会った光景がこの写真です。

地下鉄の駅で、下半身むき出し(下着はつけていましたが)の若者達が大勢いた景色には驚かされました。ここ数年、こうしたゲリラ的に発生している集団イベントを多々見かけるようになりました。以前取り上げたPillow Fight、クリスマス時期に登場する謎のサンタ集団等々、こうした局地発生的集団イベントは、Social Mediaなどの発展と共に、数も種類も多くなり、規模も大きくなってきたと思います。

この下半身むき出しの集団に出会い、これもこうしたイベントの一つなのだろう。と思いつつ、後で調べたところまさにその通りでした。とある集団が企画している"no pants subway ride"というイベントでした。やはり、市民の目にはかなりのインパクトがあったようで、Youtube含め様々なUGCがアップロードされています。マイナス気温の寒さの中、こうした不思議で元気なイベントは、なかなか良いモノだと思いました。お正月に実家で見たテレビで「元旦寒中水泳」のシーンがありました。もし実家の近くでこうしたイベントがあれば、出てみたいな。と、思ったので余計に親しめたのかもしれません。

January 08, 2011

2011年


新しい年が始まりました。楽しみにしていた年末年始の休みもすっかり終わり、今はニューヨークに帰る途中のLAからです。正月は実家のある磐田で過ごしました。サッカー部のOB会に参加するため、母校のグランドに久々に出かけました。かなり以前にしか会わなかった先輩や後輩達と話しながら、このグランドにて同じ思いで練習に励んだ昔を思い出しつつ、時のたった今でも共有できることがとてもうれしかったです。また、仲のよい同級生の息子が、現役生として同じグランドに立っている姿も格別でした。

そんな懐かしさもつかの間、2011年の仕事が慌しく始まりました。米国のインタラクティブ マーケティング業界は、2010年に引き続き、様々な分野で成長していきます。去年は個人的に多くの経験をしましたが、今年はそれ以上かつ複雑な仕事が待ち受けているでしょう。果たして、業界全体の成長と共に、僕自身が成長できるのか、それとも取り残されてしまうのか。そんな期待と不安が入り混じる1月を迎えています。

LA経由でニューヨークに帰る便に乗り、LAの空港ラウンジでこれから始まる50週間がどう展開していくのか、ぼんやり考えたりしてます。何があろうと一つだけ大切にしたいことは、「心身の健康」でしょう。何はともあれ、健康第一としていくことだけはクリアでしょう。